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ここではバイクで初めて二人乗りをする時の注意点についてお伝えしたいと思います。

二輪免許を取ってから1年経つと二人乗りが出来るようになります。

大型二輪免許を取った場合は大型二輪で1年間は二人乗りができないのか?

悩まれている方も多いと思います。

答えは

普通二輪免許を取って1年が経っていれば大型二輪免許を取ってすぐに大型二輪で二人乗りすることができます。

ただし、普通二輪免許の経験なしでダイレクトに大型二輪免許を取った場合は1年間は二人乗りをすることができません。

要は二輪車を一人で乗っている経験が1年間は必要ということですね。

転倒防止策を考えましょう

転倒防止で考えることは走行中や走行してからをイメージすると思いますが、話がしやすいようにライダーは「運転者」、後部座席に乗る人は「タンデム者」とします。

実は二人乗りで一番転倒する危険があるのは同乗者がタンデムシートに乗車するときです。

特に怖いのはライダーが二人乗りの準備(体と心の準備)が出来ていない状況で不意に乗車されたときが大きく左右にバランスを崩して転倒につながることがあります。

日常生活でも後ろから急に押されるとバランスを崩して前かかがみになりますよね。

もとゆき
ポイントは以下の3つです!

 

① お互いに声掛けをおこなうことです。

ほんの少しの声掛けルールを決めておくことでスムーズにタンデムすることができます。

準備が出来たら乗ってと声掛けをするのでいきなり乗らないでね!と予めタンデム者に必ず伝えておきましょう。

それだけで転倒防止効果が十分にあります。

② サイドスタンドは出しておきましょう!
何度も繰り返しになりますがタンデムする方が乗車する時がバランスが崩れることになるので万が一に備えてサイドスタンドは出した状態にしておきましょう!
この後の注意点は
タンデム者が乗車して出発準備が出来てサイトスタンドをはらうときにしっかりと前輪ブレーキ
をかけておかないとバイクが動いてしまいバランスを崩す原因となりますので注意が必要です。
必ず、前輪ブレーキをかけておきましょう。
③ 持つところを伝えておきましょう!
はじめて後部座席に乗る人でバイクに乗ったことがない人はあたり前ですが想像以上に緊張することがあります。ライダーのどこを持てばよいのか?
ライダーの両肩を持っているとタンデム者が緊張して力が入ったときにライダーは上半身の身動きが取りにくくなり、大変危険です!
タンデム者の力が入ってもライダーの上半身に影響がないライダーの腰を持つのがベストです。
乗車する前にタンデム者に伝えておきましょう。乗車してから伝えるために後ろを振り向いているとバランスを崩して転倒するかも知れないからです。

カーブ走行方法を伝えておきましょう!

もとゆき
タンデム時のカーブ走行で特別注意することはあるのでしょうか?

ライダーと同じように身体を傾けることを伝えましょう!

バイクに乗ったことがない人がタンデムする場合に、

1番怖いことはライダーがバイクを倒しているのにタンデム者はバイクが倒れると思いバイクを起こそうとすることです。

そんなことはないでしょう。

大げさに言っているでしょうと思われるかも知れませんが、私は仕事で500人以上の方とタンデムしましたが、

約半数の250人の方は事前に説明しているにもかかわらず、いざカーブに進入するとバイクを起こそうとしました。(私の説明が悪い可能性もあります・・・・)

しかし、もっと怖いことはタンデム者がライダーより身体を傾けることなのです。

 

この場合は悪ふざけで行う場合が多いかも知れませんが・・・

 

ライダーが想像しているよりもバイクが傾くので最悪は溝に落ちたり、ステップが地面に設置したりします。

 

悪ふざけで大怪我すると大変ですのでやはり最初に必ず伝えておくことが必要です。

バイクの保険も調べておきましょう!

保険についてはたくさん詳しいサイトがありますので偉そうなことは言えませんが、

よくタンデムをされる方は搭乗者傷害の補償を2,000万円ぐらいはかけておいたほうが良いと思います。

なぜなら、通常の事故でタンデム者の方への補償はこの搭乗者傷害だけだからです。

これについては後回しにせず確認しておく方がよいと思います。

よろしければ下記よりお調べ下さい。

 

バイク保険

発進と停止は慎重に行いましょう!

走行時の注意点は・・・タンデム者はライダーと逆の動きになるので注意が必要です。

発進時はライダーは前かがみになりますが、タンデム者は背中が仰け反るようになります。

急発進をすると最悪タンデムシートから落ちてしまいます。

減速時はライダーは前かがみにならないように意識していますが、タンデム者はライダーの背中を押してくるようになります。

言い方が悪いかも知れませんがタンデム者は荷物と同じだと考えておくべきです。

発進時は普段より半クラッチを長めにして緩やかに発進をして、減速時は普段より早めにブレーキを掛けて長い距離を使って止まることが大切になります。

大切なヘルメットを傷付けないために・・・

最後になりますがタンデムをするようになると何故か?ヘルメットの後ろ部分に

傷が付くようになります。

私も経験があります。

5万円を超える大切なヘルメットで普段から細心の注意を払い取り扱っていたのにショック大です。

もとゆき
なぜ?傷が付いたのか???

よく考えるとタンデム者のヘルメットが当たったことによる傷でした。

タンデム走行中に少し強くブレーキをかけるとタンデム者はライダーの背中を押すような形になります。

その時にヘルメットが当たってしまうのです。

不可抗力で仕方ないですが・・・傷が付くとショックです。。。

対策はヘルメットに傷防止のシールを貼るなど色々あると思いますが私は

ヘルメットが2個あるのでタンデム用と1人乗り用と分け使用しています。

最後になりますが事故にはご注意を・・・

大切な彼女をタンデムシートに乗せて事故にあって彼女は大怪我・・・

私の知人でもいました。どんな顔して彼女のご両親に謝罪をしたら良いのだろう?

自分の親にはどう言ったら良いのか?考えるだけで身が裂ける思いになります・・・

ましてやタンデム時は1人乗りよりも重たい分止まりにくくなります。

腹立たしいことがあっても平常心を保つことが大切ではないでしょうか?

最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき

よろしければ動画もあります!

タンデムで重宝します

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