【教習所に通う前に知っておくべきこと】 元教習指導員がバイク初心者に伝えたいこと
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私は教習所で20年間指導員を務めていました。

 

その中で、教習生からの悩みやよく質問されたことについて、バイク教習を受ける前に知っておくと良いことをお伝えします。

 

教習所によって違いがあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。

よろしければご一読ください。

1、二輪免許取得は春が良いです!

二輪免許を取るのに適した季節は春です。

 

夏になると暑さで教習に集中できなくなり、熱中症になる可能性もあります。

 

二輪の教習ではヘルメットを着用することは当然ですが、夏でも長袖と長ズボンが必要になります。

 

暑さを考慮すると、2月から3月にかけて二輪免許を取得するのが良いと思いますが、この時期は四輪免許を取得する学生さんが多いため、教習の予約が取りにくくなる傾向があります。

 

4月になると新しい学期が始まるため、学生さんが少なくなり、予約が取りやすくなります。

2、教習を受ける時の服装

教習では、長袖と長ズボンを着用する必要がありますが、転倒することがあるため、汚れたり破れたりしてもよい服装がおすすめです。

 

もとゆき

お気に入りの服は避けた方がよいでしょう。

 

靴はスニーカーでも問題ありませんが、転倒した際の足の怪我を防止するため、できるだけブーツを使用することをおすすめします。

 

ブーツは、ギアチェンジも操作しやすいため、さらにおすすめです。

3、ヘルメット、グローブについて

ヘルメットを用意することが難しい場合は、教習所に貸し出し用のヘルメットがある場合がありますので、念のために問い合わせておくことをおすすめします。

 

グローブについては、軍手などではなく、バイク用の薄手のものを用意することをおすすめします。

 

厚手のグローブだと操作する際に感覚をつかみにくくなるためです。

 

できれば、バイクショップで実際に装着し、確認することをおすすめします。

4、雨の日も教習はあります

雨の日も教習をやっているのか?と疑問に思われる方も多いと思いますが、実は雨でも教習は行われます。

 

もとゆき

卒業検定も同様に雨の中で行われます。

 

雨の教習は嫌がる人もいるかもしれませんが、免許を取得してからのことを考えると、雨の日の練習も行うべきです。

 

雨具についても教習所に貸し出し用のものがあると思いますが、事前に問い合わせておくことをおすすめします。

 

ただし、教習は50分間行われるため、撥水性が悪いと雨が染み込んで集中できなくなることがあります。

 

もとゆき

できるだけ撥水性が良い雨具を準備しましょう。

 

免許取得後にも使用できる雨具を考えると、購入することをおすすめします。

 

もし購入が難しい場合は、家族の方でゴルフをされる方がいましたら、ゴルフ用の雨具を借りることもできます。

 

 

5、教習の予約について

予約状況によっては、週に1回は技能教習を受けることをおすすめします。

 

もとゆき

なぜなら、長期間空けると操作感覚を忘れることがあるからです。

 

特に教習初期はバランスを取る練習が中心になるため、できるだけ予約を詰めて練習することが効果的です。

 

忘れてしまうと、再び復習する必要があり、次のステップに進むのが難しくなる可能性があります。

6、さいごに

教習中に転倒などで怪我をした場合、治療代などを教習所が補償してくれるのか、あるいは保険などがあるのか、自己責任になるのかを確認しておくことが重要です。

 

もとゆき

転倒した場合、バイクが足の上にかぶさってしまい骨折する危険性があるためです。

 

確認した結果、自己責任になると言われた場合、ご自身で加入されている保険会社に教習で怪我をした場合に保険が適用できるかを確認することをおすすめします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき

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