バイクの高速道路二人乗りで知っておきたい3つのこと
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高速道路での二人乗りが解禁されたのは平成17年4月であり、それから14年が経過しました。

 

現在では高速道路を走行している際に、二人乗りをしているバイクを見かける光景もよく見られるようになりました。

 

しかしながら、15年前には高速道路での二人乗りが禁止されていたのは、危険な理由が存在したためです。

 

その危険性と考えられる理由についてご説明いたします。

おおよそ2分程度の内容となります。

ご一読いただければ幸いです。

高速道路二人乗りができる条件

高速道路での二人乗りが可能な条件は次の通りです。

 

  1. 年齢が20歳以上であること。
  2. 二輪免許を取得してから3年以上経過していること。

 

ただし、東京の首都高速道路のように、二人乗りが禁止されている場所も存在するため、事前に調査するなど注意が必要です。

 

普通二輪免許を取得してから1年以上経過していれば、直ちに一般道での二人乗りが可能です。

 

二輪免許を取得してからの期間が3年であれば、普通二輪免許を3年間取得しているだけでも可能ですし、普通二輪免許を2年間取得していて大型二輪免許を1年間取得している場合でも可能です。

 

要するに、大型免許であれ普通免許であれ、二輪免許を取得してから3年以上経過していれば良いということです。

 

いくつかわかりにくい点がありますので、バイクの二人乗りで違反を犯さないように注意が必要ですね。

高速二人乗りが禁止だった理由

昭和40年代の後半から、高速道路での二人乗りが禁止されています。

 

つまり、それまでは高速道路での二人乗りが可能だったということです。

 

では、なぜそれまで二人乗りが認められていたのに禁止されてしまったのでしょうか?

 

この点について調査しました。

禁止であった主な理由

当時の高速道路は路面の状況がよくなかった

②当時のバイクは2人乗りに適しているものが少なかった

③事故などが発生したときにライダーが後ろから来る車にひかれてしまう

 

調査した結果、私が最も衝撃を受けたことは、高速道路上で二人乗りをしていて何らかの理由で転倒すると、後ろから来る車にひかれるケースが多かったことでした。

 

ここで皆さんに、高速道路を運転していて前方でバイクが転倒している光景を想像していただきたいです。

 

バイクは転倒し、火花を散らしながら地面を滑っています。

 

ライダーとタンデムしていた人も地面を滑っています。

 

皆さんが100キロで高速道路を運転している最中に、転倒した"バイクと人"のどちらに目が行くでしょうか?

 

実際には、火花を散らしながら地面を滑っているバイクに目が奪われ、バイクを避けようとハンドルを切ると、ライダーやタンデムしていた人をひいてしまう悲惨な事故が多発していたそうです。

 

タンデムをしていなくても、高速道路をバイクで走行していて転倒することは本当に恐ろしいことです。

 

 

転倒防止策を考えました

高速道路の路面整備がしっかりされていても急ブレーキをかけることによって転倒することがあります。

 

あたり前のことになりますが急ブレーキをかけない運転が最も大切になります。

 

急ブレーキに注意する場面

1、2人乗りしていることを忘れずにいつもより車間距離を多くとっておく

2、合流してくる車に注意すること特に出口付近では急に進路をかえて前方に割り込んでくる場合があるので注意が必要です。

 

最近、知人が高速道路で転倒してしまいました。

 

その原因は、高速道路の出口付近で出口がまだ先だと勘違いしていたトラックが急いで出口に進入し、知人の前に割り込んできたためです。

 

もとゆき

知人はパニックブレーキをかけて転倒してしまいました。

 

幸い、後ろからの車にひかれることもなく、トラックの運転手もすぐに助けに駆けつけてくれたため、大きなけがはありませんでしたが、一歩間違えれば大惨事となるところでした。

 

もうひとつ転倒の危険性があって恐ろしいのは、タンデムで後ろに乗っている人が居眠りをしてしまうことです。

もとゆき

特に春や秋の気候の良い季節に高速道路を走行する際は注意が必要です。

 

タンデムシートの座り心地が良く、路面も整備されていて地面からの衝撃も少ないため、お昼ごはんを食べた後などにウトウトしてしまうことがあります。

 

実際に、バイクで寝る人がいるのかとPCから声が聞こえてきそうですが、それは実際に多いようです。

 

皮肉なことですが、道路がでこぼこしていると眠ることはできないかもしれませんね。。。

 

後ろの人が完全に寝てしまうと非常に危険です(当たり前です)

 

最も恐ろしいのは完全に寝てしまい、バイクから落ちてしまうことですが、ウトウトして身体が左右に動くだけでも高速で走行していると、バイクがわずかに傾いただけでも大きな影響を受け、非常に危険です。

 

一般道路でも走行中に会話すると聞き取りにくいですが、高速道路ではほぼ聞き取ることができないため、振り返って寝ていないかを確認することもできません。

 

そのため、インカムを使用して会話をすることも必要ではないでしょうか?

 

 

まとめ

一般道路でも高速道路でも、バイクが転倒した場合、後ろを走行している車は大型バイクに目や意識が集中してしまい、ライダー(人)は二の次になってしまうことが考えられなかったため、これを知ったときは本当にショックでした。

 

高速道路での二人乗りが可能になることで、バイクライフの幅も大きく広がります。

 

そのため、後ろの人との会話も楽しめるようにすることも必要ではないでしょうか?

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき

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