
バイクは部品がむき出しになっているため部品の盗難被害を受ける可能性が高いと思います。
盗難被害にあうことはは誰でもショックですが、走行に重要なパーツが盗難をされていて走行中に気付いてからでは事故になる可能性もあるので大変危険です!
ここではわたしが指導していた時に聞いた盗難の話を含めて普段注意をしていることをお伝えしたいと思います。
1、ブレーキキャリパーを盗難された人がいました
会社の女の子が出勤するためにマンションの駐車場に停めていたCB400SFに乗ろうとバイクを押して移動しようとしたところ、前輪ブレーキを掛けたときにブレーキレバーがふにゃふにゃと変な感触をしたので前輪タイヤを見てみると左右のブレーキキャリパーがなくなっていました。
前日帰宅した22時から朝の7時の間に盗難にあっていたのです。
しかも、ブレーキの液がホイールなどに付着して侵食していて最悪だと嘆いていました。
結果としてバイクを買い換えることになってしまいました。
キャリパーがなくなっていたら走行する前に発見することができますが、ブレーキホースに傷を付けられている場合は発見することが出来るのか?不安を感じました。
乗車前に前後のブレーキに異常がないか?を見ておく必要があると思います。
2、ミラーの盗難をよく聞きます
ミラーは工具が数本あれば簡単に外すことができるので盗難の話をよく聞きます。
ツーリング先で盗難にあった場合は最悪です。
狙われたら数分で盗られてしまうので対策が必要ですが、盗難防止のナットなどがあるわけでもなくバイクの振動を感知してアラームを鳴らせる等の対策しかないのが現状のように感じました。
3、ヘルメットも注意です
バイク本体とは違いますが、ヘルメットの盗難もよく聞きます。
一番多いのは少しの間だからとミラーにヘルメットをかけておいて用事をしていてバイクに戻ったら盗られていたケースです。
少しの間でもヘルメットホルダーに掛けておくことが良いのですが、ヘルメットホルダーに掛けていてもハサミであごひもを切られて盗られている人もいたので、面倒でもヘルメットを持ち歩くことが安全だと思います。
わたしのZRXにはヘルメットホルダーがついていますが、購入してから19年間一度も使ったことがありません。
4、シャッターを電ノコで開けられた人もいました
最後に少し前に聞いた話で声を上げるほどビックリしたことがありました。
わたしの先輩がホンダの旧車CBXを知人から譲り受けたため盗難防止のためにシャッター付きのガレージを借りて盗難防止対策をとっていました。
しかし、ほんの数週間後になんと!!電動ノコギリでシャッターを開けられてバイクを盗難されたのです!
自宅のシャッターではなく自宅から少し離れていた場所だったので朝までまったく気付かなかったそうです。
おそらく犯人は何日も前から先輩の後をつけてきて盗難計画をたてていたものだと考えられます。
(余談ですが信号待ちで横から蹴られて転倒したすきに盗難されるケースもたまに聞くことがあります)
この盗難は大阪であった話ですが本当に恐ろしいと感じました。
シャッターがあっても安心することができないことが怖いです。motoyuki