バイクメンテナンスのリスク!チェーン清掃での絶対NG行為とは?
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最近ではないですが、とんでもない光景を目にしたので、その危険性を共有するために記事にしました。

記事の内容は、バイクのチェーン清掃中に指を切断してしまった方のものです。

実は、その方はバイク屋さんで働いています。

つまり、プロの方なのです。

なぜ、そんなことが起きたのか?私が見た時は、本当に驚きました。

詳細を書きます。

よろしければお付き合いください。

作業依頼しています

以前、働いていた会社では、使用するバイクの点検・整備をバイク屋さんに依頼していました。

基本的にはお任せしており、1台ずつ点検と整備をしてもらっていました。

バイク屋さんも整備士が不足しており、頻繁に来てもらうことができないため、かなりの数の整備がたまってしまいます。

私が事務所で仕事をしていると、指を切ってしまったと言って整備士さんが血だらけで事務所に入ってきました。

 

もとゆき

事務所内は大パニックです。

 

なぜなら、落とした指を持って泣き叫んでいるからです。

すぐに救急車を呼びましたが、痛みに耐えながら泣き叫んでいます。

タオルで指を包帯して救急車の到着を待ちました。

 

約6分後に救急車が到着し、すぐに搬送されましたが、1人の救急隊員が破片を持っておいてほしいと言いました。

一瞬???と思いましたが、指の再生に必要なのでお願いしますと丁寧に言われて、救急車は出発しました。

救急車を見送った後、バイクの整備現場に向かいました。

後輪タイヤが回っていました

おそるおそる現場に近づくと、センタースタンドを立てたバイクがエンジンがかかった状態で止まっていました。

 

もとゆき

後輪タイヤが回っていました。

 

近くに血だらけの作業用グローブが置かれていました。

指の破片をおそるおそる探しましたが、見つかりませんでした。

あとからわかったことですが、センタースタンドを上げてローギアに入れて回すチェーンにウエスをあててチェーン清掃をしていたようでした。

事故はチェーンにウエスが絡まってしまい、その際に指も一緒に挟まって切断されたものでした。

後日、時間的な制約で焦りが生じてしまい、危険な方法をとって作業を行ってしまい、ご迷惑をおかけしましたと店長が謝罪されました。

運転に限らず、作業する際も時間に余裕がないと本当に怖いと感じました。

 

指は治りました

事故から数か月後、整備士の方が謝罪に訪れました。

指を見ると、なんと!!もとの通りに治っているではありませんか!

神経も通っているので普通に動くこともできるようです。

現代の医学は本当にすごいですね。

彼は整備士としての仕事に復帰すると言ってくれました。

今回のことは整備士として恥ずかしいと、申し訳ない気持ちで色々な謝罪の言葉を述べてくれました。

 

チェーン清掃は一見すると簡単なように見えますが、やり方次第では今回お伝えさせていただいたように、大けがをする危険性もあります。

時間に余裕を持って丁寧な作業で作業事故を防止したいですね。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき

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