高齢者の事故報道が少なくなったと思ったらあおり運転の報道ばかりを見聞きする日が多くなっています。
また、数週間すれば報道内容も変わっているような気もしますが。
わたしも免許をとってかなりの年月が経ちますが、今から20年前の方があおり運転が多かったような気がします。
あくまで私見になりますが、いくつか思い当たることがあるので今回の記事にしました。
クラクション殺人事件
20年前の大昔ですが大阪の堺市でクラクション殺人事件が発生しました。
クラクション殺人事件とは何?という感じでクラクションでどうやって殺人をするの?と当時のわたしは本気で考えたものです。
その内容は前の車が発進しないので後ろの車が早く進んで!という意味でクラクションを鳴らしたら、前の車から包丁を持った人が出てきてクラクションを鳴らしたドライバーを刺して逃走した事件です。
当時はクラクションを鳴らしたら殺されると話題になっていたものです。
言い合いをしている人
これも20年前の話になりますが渋滞で全然進まないなぁと思ってチョロ、チョロ進んでいくとスーツをきたサラリーマン2人が車から降りて言いあいをしていました。
その横を通過するときに少し窓を開けて何を言っているのか?聞いてみると道を譲らなかったことで言い合いをしているのです。
渋滞になっていることも気にせず、いい大人が車から降りて何をしているの?という光景は当時よく見かけることがありました。
このような状況をよく見ることがあった当時はあおり運転もひんぱんに見ることがありました。
わたしも何度もあおられて信号待ちで車から降りてこれられて、罵声をあびさせられたことが何回もありました。
メチャクチャこわかったです。
今でもその人の顔が出てくるくらいです。
特に当時はトラックドライバーにあおられることがわたしは多かったですね。
ガソリン高騰
どこからあおり運転が少なくなっていったか?というと平成20年のガソリン高騰のときからのような気がします。(あくまでも私見ですが)
レギュラー1Lの価格が180円になったときはビックリしました。
たまらず小型二輪の125ccATを購入して通勤に使う方が多くなったことも覚えています。
少し更に振り返りますと
平成10年のころはレギュラー1Lが90円代のときもありました。
ガソリンが安く本当に安易に車を使用できる環境でした。
今よりも走行性能のすぐれている車が多かったです。
その結果、遅い車がいると走行性能を発揮することができずにイライラして無謀運転やあおり運転につながっていたように感じます。(私見ですが)
ちなみに平成10年台では交通事故の死者が年間1万人を超えていたんですよ。
当時は今よりも事故現場を見る機会がたくさんありました。
昨年の交通事故死者数は3532人でした。半分以下に減っています。
少し脱線したので話しを戻します。
平成20年のガソリン高騰から燃費のよい車の需要が高まりました。
代表的な車がみなさんもよくご存知のプリウスです。
加えて燃費向上のためにエコドライブを心がけるドライバーが増えました。
例えば、信号が青になってふんわりアクセルを踏んでスタートするといったものです。
20年前のわたしはこれをしていて本当によくあおられたものです。
車もドライバーも燃費を意識するようになってからあおり運転が減ったと思っています。(私見です)
SNSの存在
なぜ?あおり運転が世間を騒がしているか?
それはSNSを通じた拡散力とドライブレコーダーの普及があおり運転が多いイメージを創りあげていると思います。
20年前にはSNSもドラレコもなかった時代ですから、拡散させるものがありませんでした。
特にマスコミはツイッターで炎上しているものをピックアップしてワイドショーのネタにしているように感じます。
あおり運転が急増していると言いますが、昔と今を完全に比較することはできないですからね。
今後気をつけること
おおり運転の厳罰化が今後進められることが考えられます。
わたしが気をつけないといけないと考えることは、無意識に自分が加害者になることです。
四輪車については、ほとんどの車両がドライブレコーダーを搭載しています。
しかも、前後の録画が必要だ!とか360度録画できる方がいい!と言ってどんどん進化しています。
こちらがあおっているつもりはなくても、バイクにあおられたと言われる可能性が今より高くなりそうな気がします。
そのようなトラブルのためにバイクにもドライブレコーダーが必要になるかも知れませんね。
ライダーは無意識に車間距離が詰まっていることが多いので勘違いされる危険性と可能性があります。
速度と車間距離をいままで以上に注意をする必要があるのではないでしょうか?motoyuki
よろしければ動画もあります!