
高速道路上で犬が飛び出し、飼い主と犬が後続車にひかれて亡くなる事故がありました。

私はこれまでに聞いたことがない事故です。
なぜ高速道路でひかれたのか?
疑問を感じる方も多いと思います。
ここではその事故の原因と対処策をお伝えしたいと思います。
おおむね1分間の内容です。よろしければお付き合いください。
トイレに行きたくて
原因は、飼い犬がトイレに行きたくなり、次のSAまで我慢できそうになかったため、高速道路の路肩に停車してトイレをさせようとしました。
運転席のドアを開けて車から降りようとしたとき、突然、愛犬がドアのすき間から飛び出してしまいました。
おそらく、愛犬もトイレを我慢できずに飛び出したのだと推測できます。

この後、悲劇が起きました。
飼い主も愛犬を追いかけるように車から飛び出してしまいました。
愛犬が後続車にひかれるのではないかと思い、無我夢中で追いかけたはずです。
結果として、飼い主も愛犬も後続車にひかれて亡くなってしまい、あまりにも悲惨な事故となりました。
停車している車
この事故を知ってから、高速道路で路肩に停車している車を見ると、犬が飛び出してこないか心配するようになりました。
犬だけでなく、同乗者が急にドアを開けて車から出てきたり、子供がドアを開けて出てくる可能性も考えられるため、危険性があります。

最近、路肩に停車している車を見かけることが多いように感じます。
仮眠を取っている人もいるようですが、自分の車のわずか2、3メートル横を100キロの鉄の塊が高速で走ってくる道路で仮眠することは、ある意味すごいことかもしれません。(もちろん、危険なのでやってはいけませんが)
対策は?
高速道路を走行していると、よく路肩に停まっている車を見かけます。
そのような車を発見したら、まずは後続車の状況を確認し、速度を落としておくことが必要です。
また、追い越し車線など右側の車線に進路を変えておき、駐車している車との間隔をとっておくことも必要です。

最も危険なことは、路肩に停まっている車に対して無関心になることです。
無関心になると速度を落としたり、車線を変えたりする必要性を感じなくなってしまいます。
なぜこんな場所に停まっているのだろう?という疑問(関心)を持つことで、初めて危険に対する予測が可能になります。
関心を持つことが重要です。
さいごに
事故の防止には2つの立場があります。

1つは路肩に停まっている車です。
路肩に停まることは違反であり、思いがけない事故を引き起こすこともあります。
路肩に停めないように、早めにSAに入ったり、簡易トイレやおむつを準備しておくことが必要です。
もう1つは高速道路を走行している車両ですが、路肩に停まっている車がいないかを早く見つけることが大切です。
早く発見することで、後続車の状況を確認しながら対応することができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき