危険回避のコツ:バイクの服装で見逃せないズボンひもの問題
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過去に自分の目の前でバイクが暴走して、敷地内の大きな木に激突する事故を目撃しました。

もちろん、バイクが勝手に動き出すことはありません。

暴走したバイクにはライダーが乗っていました。

その原因は、ズボンの裾のひもがクラッチペダルに引っかかったことでした。

詳細な経緯をお伝えしていきます。

1分ほどでお話しますので、お付き合いいただければ幸いです。

降りようとしていた

わたし自身の経験ではなく、知人の事故を目の前で見てしまった経緯があります。

 

もとゆき

知人はバイクを停めて降りようとしていました。

 

右足を地面について左足でギアをNに入れようとしたとき、ズボンのすそがひっかかり、その際に足がシフトペダルに当たり、Nから1速に入ってしまったのです。

 

「ガコン!」とギアが入ると同時に、身体が後ろにのけぞるような形になりました。

 

恐ろしいことに、身体が後ろにのけぞったため、アクセルが回り、1速全開で加速して目の前にあった大きな植木に衝突してしまいました。

周囲の人々は驚き、時間が止まったようでした。

大怪我

『だいじょうぶか!』とみんなが声を出しながら、倒れているバイクのところへ駆け寄ると、息ができないと言ってバタバタとのたうちまわっています。

すぐに救急車を呼んで病院に運ばれた結果、大きな木にぶつかった影響で肺が1つ完全につぶれていました。

 

お医者さんによれば、『もう少しぶつかっている位置がずれていたら息ができず、亡くなっていた可能性がある』と聞いたときはびっくりしたと言うか、本当にこわかったです。

まさか、そんなことがあるとは思いませんでした。

原因はひも

バイクを暴走させた原因は、ずぼんのスソをしめつけるためのひもでした。

 

もとゆき

そのひもが暴走の原因?

 

くり返しになりますが、左足を地面につこうとしたときにひもがシフトペダルに引っかかり、その拍子で左足がペダルに当たってギアが1速に入ったものでした。

 

「シンジラレナイ!」と、誰もが思いましたが、事実でした。

ひもが原因で暴走するとは想像できませんでした。

今は元気です

しばらく入院をしていましたが、今は元気になってバイクに乗っています。

バイクはZRX1200でしたが、廃車寸前のところから高額な費用をかけて復活させました。

知人のバイクに乗る際の服装に問題があり、このような事故になってしまったわけですが、どのような形で事故が起こるか?想像できないことを知りました。

 

もとゆき

運もあると思いますが、備えておく必要性もあるのではないでしょうか?

 

ちなみに、知人はそれ以来胸プロテクターを使用しています。

 

さいごに

車とは異なり、バイクの場合は多くの危険が潜んでいるように感じます。

今回はズボンのすそのひもが原因でしたが、よく考えれば靴ひもだって最悪同じようなケースになる可能性があります。

現在は靴ひものないシューズでバイクに乗っていますが、以前に靴ひもがペダルに絡まり、危険な状況になった経験がありました。

バイクに乗る際は、面倒くさくても服装にも気をつけるべきですね。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき

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