安全第一!バイク乗りが知っておくべきヤエーの危険回避法
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「ヤエー」という言葉は、バイカーやライダーの間でよく使われる言葉だと思います。

ツーリング中に他のライダーとすれ違う際にヤエーをすることは、ライダー同士のコミュニケーションとしてあり、気持ちよさや特別感を感じます。

私も普段からヤエーをしますが、注意しなければならない危険な側面もあります。

今回は、ヤエーをする際の危険性についてお話したいと思います。

内容はおおむね1分間です。ご一緒いただければ幸いです。

ヤエーのわき見2秒?

ヤエーをしているときは、気持ちの良い瞬間ですよね。

しかし、ヤエー中に気を付けなければならないことがあります。

それは、ヤエーしているときは少なからず周囲を見渡していることです。

たとえば、2秒間ヤエーのために対向車線などに気を取られていると、60キロで走行していた場合、2秒間で約32メートルも進んでしまいます!

 

もとゆき

32メートルも無意識に進んでいます!?

 

32メートルは具体的な距離がわかりにくいかもしれませんので、バス1台分くらいの距離だと考えるとイメージしやすいかもしれません。(わかりにくければ申し訳ありません)

「2秒も周囲を見ているか?」と思われるかもしれませんが、自分がヤエーをしている際に、対向車のバイクがヤエーしてくれているかを確認する必要がありますよね。

その確認のためにしっかりと周囲を見ているわけですから、2秒間は対向車線を見ていることになります。

よく考えると、危険な行為をしているかもしれませんね。

ヤエーで危ない場面がありました

最近、友人たちとツーリング中に危険な状況に遭遇しました。

そのことについて書きたいと思います。

私たちは休憩中、緩やかなカーブに位置する場所で停車していました。

しかし、その場所は見通しが悪く、バイクの音だけが遠くから聞こえてきます。

山の中なので音がよく響き、バイクが近づいてくるのが分かります。

近づいて来たバイクはおそらくNINJA400だったと思います。

 

もとゆき

そのライダーは私たちに気付き、ヤエーをしてくれました。

 

ヤエーしてくれたのはありがたいことでしたが、カーブが急だったため、急速にスピードを落とさないとガードレールに接触しかねない状況でした。

幸いなことに事故にはなりませんでしたが、私たちも悲鳴に近い驚きの声を上げ、冷や汗が出ました。

NINJAのライダーも私たちの反応を確認するために、数秒間こちらを見ていたと思います。

事故を目撃する寸前でしたが、本当に幸いなことに何も起こりませんでした。

分割 ヤエー?

人間ですから、興味があるものにわき見をしてしまうのは、ある程度仕方のないことかもしれません。

 

もとゆき

ただ、事故になってしまっては、ヤエーどころではなくなります。

 

そこで、注意すること、つまり対策は、2秒間じっと見るのではなく、意識して視界を分割してわき見することです。

意識していないと、前方を見ているつもりでも、実際には見ていないことがあります。

これは、わき見している相手に意識が向いているからです。

ですから、意識して視界を分割してわき見をしましょう!

安全な?わき見をしましょう!

さいごに

ヤエーの際に注意すべきことは、相手の反応に気を取られてしまうことです。

つまり、相手が期待通りの反応を示すかどうかを見てしまい、そのことで気を取られてしまうということです。

 

もとゆき

一般的なわき見は、見るだけで終わることが一般的ですね。

 

例えば、対向車がヤエーを返してこないと分かると、ミラーでその車を追うような行動に出てしまうことがあります。

そうなると、わき見が2秒で済むはずが、4、5秒にもなってしまう可能性があります。その結果、さらに危険が増してしまいます。

ですから、ヤエーやわき見は分けて行うようにしましょう!

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき

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