
バイクの免許を取るために教習所に通っていて一度は聞いた言葉があるのは道路の左寄りを走行しましょう!ではないでしょうか?
わたしも教える仕事をしていたのでよく口にした言葉です。
ただ、わたしは誤解のないように絶対ではないです!ということも合わせて伝えていました。
ここではバイクの走行位置についてお伝えしたいと思います。
おおむね1分間くらいの内容です。
よろしければお付き合いください。
左に寄る場合
そもそも左に寄る理由は何なのでしょうか?
大きな理由としては対向車との正面衝突を防止するためというのがあります。
その他の目的には以外と知られていないかも知れませんが、救急車やパトカーなどの緊急自動車が道路の真ん中をスムーズに通行できるようにする目的もあります。
左に寄って走行するときに気をつけたいことは左へ寄っているために道路の左側から出てこようとしている車両から見落とされやすいことです。
車両だけでなく自転車や歩行者からも見落とされやすいので住宅地などの少し狭い道路を走行するときには注意が必要です。
右に寄る場合
右に寄る場合は右折するときだけではないの?と思われる方も多いと思いますが、わたしはバイクを運転していて右寄りを走行することはよくあります。
多い場面は交差点を直進するときに前の車が大きい車(バス、トラック、ワゴン車)の場合は、走行する位置を右寄りにして対向右折車がいないか?を確認します。
確認することと対向車に自車のヘッドライトの光が見えるようにアピールをします。
たったこれだけでの事でも右直事故防止に大きく貢献してします。
右寄りの走行位置の話をすると逆に危ないのではないか?と言われることがありますが、わたしは20年以上この対策で右直事故対策をとってきましたが危なくなったことはありませんでした。
逆に前に大きい車がいるのに左に寄ったまま走行することは怖くて出来なくなりました。
見られる位置
四輪車の場合は車幅があるので走行位置は限られてしまいますが、バイクの場合は道路幅を使って色々な走行位置を取ることができます。
わたしの考えは自分のバイクが見られる位置がどこか?を考えながら走行をしています。
いつも思うことですがバイクはライトが常時点灯となっているので、せっかく点いているライトを見てもらうことでバイクの存在を早期に知ってもらい事故防止対策をとることが出来ればいいと考えています。
今年は免許の更新に行きましたがもらった資料の中に『バイクは見られる位置を走行しましょう!』という文言が記載されていました。
いままではバイクも車も原則は左寄りという文言を徹底していましたが、やっと実態を考えた資料が出てきたと思えることができました。
思考停止状態で常に左寄り走行は危険と感じています。
今後もどこを走行していたら見られるか?を意識して運転を続けていきたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考になれば幸いです。もとゆき
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