
色々な標識がありますが見落としてしまったり、標識の意味をあいまいなままに覚えていると危険な場面になってしまう場合があります。
特に気をつけたいのが左折可の標示板です。(名称は標識ではありません)
ここでは、左折可の標示板のことについてお伝えしたいと思います。
おおむね1分間くらいの内容です。
よろしければお付き合いください。
よく似ている標識があります
上下どちらが左折可の標示板か?
お分かりになりますか?
大変、失礼な質問をしましたが下が左折可の標示板になります。
よく似ているので間違えてしまう場合もあるかも知れません。
ちなみに上の標識は一方通行で矢印と同じ方向のみ進むことができるという意味があります。
対して下の左折可の標示板は信号が赤や黄でも周りの交通に注意をしながら、常時左折することが出来ます。
免許を取るときに習ったけど実際に左折可の標示板を見たことがないという方もおられるかも知れません。
わたしが通行する道路には左折可の標示板をよく見ることがあるので珍しい感覚はありません。
地域によって差があると思います。
事故になる可能性があります
左折可の標示板の意味を知らなかったり、見落とした場合は最悪事故になる危険性があります。
こわいケースはこの場合です。
左折可の標示板があることを知らずに左ウインカーを出して赤信号なので停止しようと減速している車の後ろから、いつもこの道を通り左折可の標示板があることを知っている車が前車の左ウインカーを見たときは当然ですが『左折できる』と思うハズです。
最悪、追突事故になってしまいます。
わたしがよく通る左折可を設置している交差点で実際に発生した死亡事故は悲惨でした。
原付バイクが左折可を見落とし左ウインカーを出して停止しようとしたところに原付バイクが左折すると思い込んでついてきていたダンプカーに原付バイクとライダーごと轢かれてしまいました。
追突を通り越してます・・・
停止しようとしていた場所から10mも走行してからダンプカーは停止したそうです。
おそらく砂利など相当重たい物を積載していたのですぐに停止できなかったのだと思います。
ダンプカーにも責任がありますが『うっかり左折可を見落としてしまった・・・』では済まないです・・・
標識を探す意識
標識をしっかり見ましょう!ではなく標識や地面の標示を探すように見ましょう!が正解のような気がします。
わたしはいつも探しています。
本当に探す意識で見ていないと木の陰に隠れている場合や駐車車両などが原因で標識を見落としてしまうことになります。
左折可の標示板も見る機会が多ければどういう意味だったか?と疑問になる方が少なくなると思いますが地域によっては教習所で習ってから実物を見たことがないという人もおられると思います。
特にツーリングなどで初めて通行する道を走る場合は探す意識で見るようにしましょう!
わたしも引き続き気をつけて運転したいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考になれば幸いです。もとゆき