高速道路逆走行車の映像を見て感じたこととその対策について
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最近のニュースで高速道路での逆走行車による悲惨な交通事故を見ました。

80歳代のドライバーと70歳代のドライバーによる正面衝突事故です。

過去にも記事にしましたが映像を見て感じたことがあったので改めて記事にしました。

おおむね1分間の内容になります。

よろしければお付き合いください。

左を走行

映像で確認すると逆走行車はずーと左側を走行しています。(実際は追い越し車線)

逆走行車のドライバーは逆走していると思っているとわけではありませんから、通常走行の左側車線を走行している感覚だと思います。

おそらく対向車とすれ違っている感覚で違和感がなく走行されていたのではないか?と推測します。

その理由もあってずーと止まらずに走行していたのではないでしょうか?

逆走行車との事故防止策としては基本的に1番左側の車線を走行しておくことが1番の対策になるような気がします。

ただし、完全な対策ではありませんし、完全な対策を取ることは難しいです。

1秒で30m

高速道路を100キロの速度で走っているとだいたい1秒間で30mも進んでしまいます。

まばたきしている間に学校のプール分くらいは勝手に走ります。

そこに逆走行車が100キロで接近してきた場合は、お互い100キロで走行していたら1秒間で60m進行するというか、近づくことになります。

2秒間で120mです・・・

120m・・・見えないかも知れません。

逆走行車に気づいたときはもうぶつかっているかも知れません。

おそろしい・・・

逆走行車を発見して1秒で判断しても身体が動くまでにさらに1秒くらいは必要になりますから、200m手前で気づけば対応できるかも知れませんがかなり難しいと思います。

200m先は見えないのではないでしょうか?

だいたいこちらが避けた方向に逆走行車も避けてきたらもう最悪です。

先が見通せる場合は意識して先の方を見ることと速度を出し過ぎないことが最低限できる対策のように感じます。

バイクの場合はなんとか避けることができるようなイメージを持たれる方もいるかも知れませんが、速度が出ていると急に横移動することがかなり難しいというか、ほぼ横移動できないと思います。

だいたいバイクは向きを変えるのに反動をつけないといけないので、四輪車よりも進路を変えるのに時間がかかってしまいます。

いずれにしましても逆走行車と遭遇するかも?と思って運転して用心しておくことが大切です。

最近見ました

最近、わたしも逆走行車をみました。

高速道路ではなくて一般道路です。

夜の8時ごろでした。

わたしは右折するために前車の四輪車の後ろで停止していました。

交通量が多い道路だったので青信号の間に右折することが出来ず、右の矢印信号で右折のために発進をしていきました。

するとなんか?前の車の走行位置がおかしいな〜と思っていたら反対車線に入っていくのです。

反対車線をよく見ると信号で停止するために数台の車が交差点に近づいてきています。

わたしはすでに右折をしてしまっていてその逆走行車と中央分離帯を挟んで並走するような感じになっています。

横から注意したいのですが何も出来ません。

そうしていたら反対車線を走行してきた車両が停止をしてクラクションを鳴らし続けてやっと止まりました。

速度はそんなに出ていなかったですが見ていてドキドキしました。

同時に高速道路だったら?と想像するとおそろしくなりました。

さいごに

来年以降も抜本的な施作がない限り逆走行車が極端に減少することは難しそうです。

最近見た逆走行車のドライバーはかなりの距離を逆走しているのに、まったく気づいていなかったことを目の当たりにして驚きというか?見ていて本当にドキドキしました。

この道は大丈夫だろう!と過信せずに常に疑いを持って運転する必要性を強く感じました。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

参考になれば幸いです。もとゆき

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