
バイクに乗り始めの時に不安な事と言えば転倒することが挙げられるのではないでしょうか?
立ちごけが原因で怪我をしてしまったり、立ちごけの恐怖からバイクに乗ることが嫌になってしまう場合があります。
ここでは初心者の方の立ちごけ防止策についてお伝えしたいと思います。
おおむね1分間位の内容です。
よろしければお付き合い下さい。
アクセル量
初心者の方で多いのはアクセルを回すとエンジン音が大きくなるので、その音で不安になってアクセルを回す量がだんだん少なくなってしまうことがあります。
どれぐらい回したらいいか不安になるのでエンジンの回転数を気にする人もいますが多少アクセルを回したとしても、クラッチが半クラッチでしっかり止めることができていれば暴走する事はありません。
安心してください。
半クラッチ
半クラッチの操作についてはバイクが動き出そうとしたところでおおむね3秒間位はピタッ!とレバーを止めておく必要があります。
これが自分ではしっかり半クラッチで3秒止まっていると思っていても、実際は止まっていないことが多いです。
半クラッチでしっかり3秒間止めることができずにクラッチをつなぐと急発進をしてしまうことがあります。
そこで勘違いをしてしまうのはアクセルを回していたから急発進をしてしまったんだと思い込みアクセルを回す量が少なくなってしまうケースがあります。
そこから発進するときのアクセルを回す量が今までにも少なくなってしまいエンストする可能性が高まってしまうことが多いです。
半クラッチで3秒間止めることができない場合は逆にバイクが発進しようとしたときにクラッチを1ミリか2ミリくらい握るようにしてみて下さい。
意外とそれで半クラッチでピタッ!と3秒間止まることができる場合がありますのでよかったら試してみて下さい。
ギアの確認
エンストをして立ちごけをするケースで意外と多いのがギアが2速や3速に入っているまま発進をしようとした場合です。
2速の場合はそのまま発進することができることが多いです。
しかし、2速に入っていることを分からずに発進が成功したことで失敗に気付かないと繰り返し2速発進をしてしまうことになります。
バイク走行中はギアは動きやすいです。
しかし、3速で信号待ちなどで停止したときは1速に入りにくいことがあります。
車種はあまり関係はなくよくあります。
この場合は半クラッチにすることでギアが下に降りやすくなります。
習慣化することで2速発進をすることを減らすことができるようになります。
坂道発進
坂道発進の時にも立ちごけに注意が必要です。
以外と坂道発進が苦手な方が多いです。
重たいバイクを動かすことになるので発進するときはいつもよりアクセルは多めで半クラッチは長め(5秒くらいの気持ち)にする必要があります。
失敗するケースは半クラッチに出来ずにエンストをしてバランスを崩してしまい転倒してしまいます。
よく坂道発進をすることがあれば問題なく出来るようになりますが、通常走行している道で坂道がない場合は平地でもよいので、坂道発進のイメージで発進する練習しておくことで本番を行うときに少しは緊張が和らぎます。
さいごに
むかしむかしはバイクはこけてうまくなると言う人がいました。
そんなことはないです。
こけて嫌になって乗りたくなくなることの方が多いです。
また、転倒することで愛車も傷が付くことになるので何もよいことはありません。
どうしてもあせりからいつも通りのことが出来なくなる場合があります。
そんなときは大きく息を吸って深呼吸をしましょう。
あわてないことが大切です。
後ろの車には手をあげて謝罪をすれば分かってくれます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考になれば幸いです。もとゆき