
2段階の3時限目の教習項目では交差点の通行、見通しの悪い交差点の通行の項目を行うことになります。
ここでは、この2つの内容についてお伝えしたいと思います。
交差点の通行
交差点を直進する場合について
交差点を直進するときも注意が必要です。
まず、左右から信号無視の車両などが来ていないか?をしっかり確認する必要があります。
もちろん普段確認していますがいままでに信号無視の車両と何回も遭遇しています。
確認していたので事故になることを防いできました。
確認していなかったら確実に事故になっていたと思います。
直進するときも油断せずに必ず左右の確認をしましょう。
■左折する時の注意点について
まずウインカーを出す時機は30m前となっています。
この30mがなかなか分かりにくいです。
ほとんどの方がウインカーを出すのが遅れることが多かったです。
30mのイメージは難しいですが、わたしはいつも四輪車5、6台分をイメージしてウインカーを出すようにしています。
遅いよりかは少し早めに出した方がよいと思っています。
減速することを後続車に伝えることになるのでウインカーは重要ですよね。
あと左折するときは大回りにならないように注意をする必要があります。
直線部分でしっかり減速をしていないと左折をするときに大回りになってしまいます。
実際の道路であれば対向車線にはみ出てしまうことになってしまうので、しっかりと練習しておきましょう。
■右折の注意点について
右折は対向車を妨害しないように通行する必要があるため、先に行けるか?待っておくべきか?の可否判断が必要となります。
これが簡単なようで難しく右折を苦手としているライダーの理由にもなっています。
練習ではもたつかないように右折をすることも大切ですが、急ぎ心理から発進するときにエンストばかりしているようでは免許取得後が不安になります。
少し時間がかかっても良いのでエンストをせずに確実に発進できるように練習する必要があります。
あとは右折のときも走行位置に注意をする必要があります。
どこを通るのか?
交差点の中心のすぐ内側を通行することになっています。
ここを通ることによってしっかりと減速することがでいます。
また、直角に曲がることで右折した後の横断歩道の状況確認がやりやすくなります。
逆に交差点の中心を通らずに斜めに進行していくと速度を落とすことなく曲がることができるので色々な危険性が出てきます。
例えば、自分の右後ろからくる自転車などを見落としてしまうことが考えられます。
見落とすだけではなく速度が出ているので自転車を発見しても止まることが出来ずにぶつかってしまう可能性もあります。
左折の場合は、直角に曲がることが多いので嫌でも減速することになりますが、右折の場合は交差点の中心を通らずに走行することで減速せずに曲がれてしまいます。
癖になるとなかなか矯正することができなくなります。
また、免許取得後に誰からもアドバイスを受けることはありません。
意識して交差点の中心を通行して減速する習慣をつけましょう。
見通しの悪い交差点の通行
見通しの悪い交差点を通行する場合は自分のバイクが他車などに発見してもらえるような走行位置を考えて走行する必要があります。
常に道路の左寄りを走行していることがないようにするべきです。
例えば、住宅地のような信号機のない見通しの悪い交差点を通行するときの走行位置は中央線寄りを走行するべきです。
なぜ?
左から出てくる車両などがこちらが発見しやすくなること
ライダーからも左からの車両を早く発見出来るメリットがあります。
見通しが悪い交差点を通行するときは見られやすい位置はどこか?を考えて練習をしましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考になれば幸いです。もとゆき