今から30年以上前のお話になりますが
当時、中学生だったわたしはどちらかというとバイクが嫌いでした。
嫌いというか?
怖い存在でした。
その理由についてお伝えしたいと思います。
ご興味がございましたら、お付き合いください。
暴走族が50台以上
当時は暴走族がたくさん走行していました。
暴走族同士?のなわばり争いみたいなことで、衝突もよく起きていました。
新聞に記事が載っているぐらいです。
当時は、深夜暴走族が走行していることが多かったです。
ひどい時は毎晩です。
自宅の前に道路があったのですが、あまりにも音がうるさく、眠ることが出来なかったので、窓を少し開けて台数を数えてみたら、50台以上走行しています。
バイクはだいたいが二人乗りをしていて、四輪車も走行していますから、延べ人数でいくと、軽く100人は超えていました。
その集団がその道路を往復するわけですから眠れるわけがありません。
そのうちに誰かが警察に通報をして、パトカーがやってきて、解散して静かになって眠ることが出来るというのが、いつものパターンでした。
金曜日、土曜日の夜だけではなく、ほぼ毎晩だったので暴走族によいイメージを持っている人はいなかったです。
廊下にバイクが
映画やドラマ、漫画の世界では見たことがあるかも知れませんが、わたしが中学1年のときに、たびたび暴走族が学校に侵入してくることがありました。もちろん授業中にです!
ひどい場合は、職員室の前の廊下をバイクで走行することもありました。
いまでも記憶にありますが、その場面が少なくとも2回はあったことをはっきり覚えています。
その光景を見たときは、ビックリを通り越して驚愕です!
その後に校内放送が流れて全生徒に帰宅指示でるという形でした。
13歳のわたしにとってバイクは怖い乗り物というイメージが植え付けられました。
余談ですが
今の学校の先生は大変だと思いますが
当時の本当に先生はもっと大変だったと思います。
生徒からの暴力が日常的に行われ、その中でも授業を続けてたくさんのことを教えてくれたことは感謝しかないです。
昨年、わたしがゴルフに行ったときに、たまたま組み合わせで一緒にラウンドした方の中に当時の先生がいたのです。
※わたしは1人予約でゴルフにもよく行きます。
わたしよりも先生の方がビックリされていました。
話す内容はもちろん当時のことです。
近況報告などはありません。
先生は毎晩のように職員会議をしていたと言われていました。
わたし達の年代が卒業したときに退職されたことを聞きました。
先生が登校拒否になっていた時代でした・・・
さいごに
30年前の人でバイク=暴走族のイメージを持っている人もまだ多いと思います。
残念ながらバイクに対してよいイメージを持っていない人もたくさんいると思います。
バイクを嫌っている人がたくさん四輪車を運転していることも、バイクを運転するときに念頭に置いておく必要もあるように感じます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき