バイクで事故をするケースは色々なパターンがあると思いますが、よくあるケースについてお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
スピード違反が多い
事故が発生する前に違反をしていることが多いのですが、二輪の違反で検挙されているのは、圧倒的にスピード違反が多いです。
その根拠ですが、わたしが指導員として勤務していたときに、卒業生の運転状況の資料を毎月、確認をしていましたが、スピード違反が突出して多かったです。
教習所によって、違反内容が変わるかも知れませんが、スピード違反についてはどこの教習所も多いと思います。
何故?多いのか?
スピード違反が多い理由ですが、1番は取締りを実施している機会が、とても多いことが理由として挙げられると思います。
走る道路や時間帯にも寄りますが、わたしも取締りをしている場所を通過することがよくあります。
特にスピード違反が原因で、死亡事故になっている場合などは、対策としてその道路でスピード違反の取締りを行なっている場合もあります。
ライダーがスピード違反をしてしまう理由を改めて考えてみると、
心理的な面は
時間がなくて急いでいる
後ろの車に急かされている
友人と走行していて遅いと思われたくない
気にくわないことがあり、むしゃくしゃしている
自分のバイクの性能がどれくらいあるのか?興味本位から
前車をあおるため
技術的な面
アクセルコントロールがうまく出来ない、速度を一定に保つことができない。
速度計を見る余裕がない若しくは見ない
標識や標示を見ることが出来ない
他にもあると思いますが、心理的な面と技術的な面の2つにわかれると思います。
びっくりしてブレーキ
速度オーバーで走行していて、予期せぬところから車などが出てきた場合に
ビックリしてブレーキをかけても転倒する可能性があります。
特に初心ライダーの方に多いです。
ABSが付いていても、ビックリして急ハンドルを切れば、転倒する可能性が出てくるわけです。
また、転倒しただけで済めばよいですが、50、60キロで走行していて、事故になった場合は、ライダーの身体がどこに飛んでいくか?は誰にもわかりません。
転倒して怖いことは?
転倒してバイクとライダーが地面に転がっているときに、後続に四輪車が走行している場合は、摩擦による火花を上げて転がっているバイクに目が行くはずです。
わたしが四輪車を運転していたらバイクに目が行きます。
バイクを避けた先にライダーがいたら・・・ライダーはどうすることも出来ません・・・
さいごに
暖かくなるとバイクシーズン到来です。
やっとの思いで、免許を取得し、バイクを購入して、楽しいバイクライフを想像していたのに、事故になってしまったら、誰もよい思いをすることはありません。
免許を取得すれば、速度をオーバーしても誰からも注意されることはありません。
少しくらいなら速度オーバーしても大丈夫だろう!
速度の出し過ぎが日常的になると、本当におそろしいことになります。
バイクの速度オーバーの危険性の参考になれば幸いです。もとゆき
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