【教習所時代】指導員競技大会に出場したブレーキ競技の感想!
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今回は、わたしが指導員競技会に出場していたときのことをお伝えします。

まず、ブレーキ競技を行った感想についてお伝えします。

よろしければお付き合いください。

ブレーキ競技の条件

わたしが出場していたときは、二輪部門の競技車両はCB400SFでした。

現在は、大型二輪部門と普通二輪部門に分かれています。

ちなみに教習使用のCB400SFではなく、市販で販売されているものになります。

何が違うかというと?

見た目は同じですが、中身は全然違うバイクです。

普通に運転する分には、何も問題ありませんが、競技で使用すると別のバイクに乗っている感じになります。

言い訳でもありますが、教習所での練習は当然、教習車を使用していたので、競技本番当日は別のバイクに乗っている感覚でした。

すみません話がズレました。

ブレーキ競技の条件ですが

速度は60キロでギアは4速に入れます。

ブレーキ開始パイロンに車体が進入したら、ブレーキ開始をします。

ブレーキの注意点

目的は正しいブレーキ操作で安定して短く止まることです。

簡単なようですが、多くの選手がミスをして、1000点から減点をされていきます。

ミスで多いのは

ブレーキの開始が早い

60キロの速度が出ていない

後輪タイヤがロックしてしまう

上記3点が多かったです。

なかには、転倒をして骨折した選手もいました。

すべての選手は現役の指導員で、競技内容も知った上で、練習をしています。

それでも、独特の緊張感や練習の成果を出すための力みから、出来ていることが出来なくなる場合が出てきます。

教習で指導をしているときに、教習生の方には、速度は40キロで開始パイロンからブレーキをかけてくださいと何千回と言ってきたのに、わたしもブレーキをかけるのが早いミスで減点になりました。

情けなかったです。

また、60キロでブレーキをかけるとバイクの重心がバイク全部に移動するので、少し強く後輪ブレーキを踏むだけで、本当に簡単に後輪タイヤがロックをしてしまいます。

わたしはなかったですが、見学していてとても多く見かけました。

速度を合わせて、ブレーキ開始地点でブレーキをかけて、前輪ブレーキに意識を集中して操作をすることで、高得点になるわけです。

ブレーキの握る技術力も当然!必要ですが、ミスをしないことが大前提になります。

ブレーキ競技の様子がわかる動画です。

ちなみに教習所や選手はわたしとはまったく関係ありません。

 

さいごに

このブレーキ競技で入賞した経験がありますが、そのときは力みなく速度とブレーキ開始時期に集中して、ほぼ、前輪ブレーキの握りだけで安定して短く止まることができました。

実際の道路では、危険を予測しておくことで安定したブレーキをかけることができますが、予期せぬ場面に遭遇したときに、心の準備が出来ていないために正しいブレーキ操作ができなくなる危険性が高まってしまいます。

路上では、予期せぬ事態に備えて速度を控えめに車間距離を前車と3秒以上保つことで、心に余裕を持たせることが重要だと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき

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