【指導員時代】指導員競技大会!一本橋競技を行った感想
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今回は、わたしが教習所の指導員をしていたときに、指導員の競技大会に出場していたときのことについてお伝えしたいと思います。

よろしければお付き合いください。

一本橋の競技条件

一本橋の教習所での卒業検定課題タイムは、普通二輪は7秒以上で通過すれば、タイム課題はクリアになりますが、指導員の競技大会では、90秒(1分30秒)が基準タイムになります。

まさかの90秒!!です。

無理だろうとはじめは声を上げました。

一本橋のサイズは、教習所と同じ幅30センチ、長さ15メートルになります。

詳しくは、よろしければ動画を見て下さい。

ちなみに映像はわたしではありません。

他にも厳しい採点基準が設けられていて、エンジン回転数を高い状態にして、設定秒数以上クラッチをつなぐことも減点になりますし、バランスを崩して足が開くことも減点になります。

見学していると、足が開いてしまう選手をたくさん見ました。

持ち点は1000点ですが、1000点になる選手は数人しかいません。

ちなみに、1000点達成者が2人以上になると順位決定戦を行うことになります。

決勝は5メートルでのタイムを競うことになります。

5メートルでも60秒を超える選手がいます。

タイム課題クリアならず

わたしの結果は、1分24秒で惜しくもタイム課題に6秒足りませんでした。

他の減点はなかったので、あと6秒で1000点でした。

本当に惜しかった・・・

ただ、自分の中ではその6秒を粘っていたら、一本橋から落ちていたと思います。

その判断は間違っていなかったと自分に言い聞かせましたが、ふとしたときにその場面を思い出すことがよくありました。

今もこの記事を書きながら、当時の一本橋出口付近の映像が頭に出てきます。

忍耐力のいる練習

練習は毎日、毎日、1年以上にわたってやってきました。

忍耐力のいる地道な練習です。

最初の目標は、まず30秒です。

この30秒は以外と早くクリアすることができました。

しかし、次の目標60秒がなかなかクリアすることができません。

60秒の壁を超えることが、1番苦労しました。

本番直前で90秒が簡単にいけるかというと成功率は50%ぐらいでした。

毎日、1時間は練習をしていましたが、まだまだ練習が足りていない状態でした。

意識したこと

さいごに、練習を通じて感じたことや意識したことをお伝えします。

最初はタイムを稼ぐには、ピタッ!と止まることが、必要だと思っていました。

しかし、ピタッ!と止まってしまうとバランスを崩してしまう確率が高くなります。

結果的にバランスを立て直すために、かなり前進をすることになってしまい、タイムを稼ぐことが難しくなります。

1番ベストなのは、バイクが止まるか?どうか?ぐらいの極微速で、進ませることです。

言うことは簡単ですが、実際に操作をする上では、アクセル、クラッチ、リアブレーキの操作に、超が付くほどの慎重な操作が必要になります。

100回に1回くらいの確率で、120秒のタイムを出すことが出来ましたが、100分の1ですから、まったくあてになりません。

練習を通じてこれ以上粘ってしまうと、バランスが大きく崩れてしまう、タイミングというか?挙動を知ることが出来たことが大きな収穫でした。

一本橋の30秒は、ほぼ100%に近い確率で通過できるようになりました。

今は20秒なら大丈夫だと思います笑

一本橋が苦手な教習生の方に対しても、色々な角度で、説明が出来るようになったことも大きは収穫でした。

指導するときに自信を持ってアドバイスすることが出来るようになりました。

さいごまでお読みいただきまして、ありがとうございました。もとゆき

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