
バイクを運転していて自分が注意をしていても他の車両などの操作の誤りで危険な場面になってしまうことがあります。
最近、バイクで走行していて危ないと感じる場面についてお伝えしたいと思います。
おおむね1分間くらいの内容です。
よろしければお付き合いください。
目次
四輪車の左横
昔からですがバイクが四輪車の左横を走行している光景をよく見かけます。
すり抜けをするわけではなく四輪車の左横をずーっと走行しているのです。
四輪車の車種にもよりますが、四輪車の後輪タイヤの横は四輪車のサイドミラーに写りにくい死角部分になります。(最近の四輪車は後方から近づいてくる車両を知らせてくれる機能が付いているのが増えてはきています)
だから、四輪車の左横を走行しているときは四輪ドライバーからバイクが見られていない可能性が高いのです。
危険な場面は?
ここからが重要な部分になります。
例えば、対向車の四輪車が自転車を避けるなどして道路の中央線をはみ出してきた場合が事故になる危険性が高まってしまいます。
なぜか?
左横にバイクが走行していることを見落としてハンドルを左に回すかも知れないからです。
そうなったら?
左横を走行しているバイクは四輪車とガードレールに挟まれるか?
急ブレーキをかけて四輪車と接触しないようにするか?
の2つの選択になってしまいます。
当然、挟まれるわけにはいきませんので急ブレーキをかけることになります。
これしか選択肢がありません!
四輪車の左横を走行しているので、避けることができないのです。
どんなブレーキをかけることになるのか?
そのときのバイクのスピードや
四輪車の左への避けかたにもよりますが
ライダーはかなりの急ブレーキをかけることになると予想します。
ライダーが四輪車の動きをあらかじめ予測できていれば、急ブレーキにならないように調節ができると思いますが
どこで四輪車が
しかも急に左へ寄ってくるか?はわかりません。
だから、ライダーは急ブレーキをかけることになります。
その急ブレーキで四輪車とぶつかることは避けることが出来ても
ブレーキ操作が強すぎて転倒してしまうおそれがあります。
これが怖いです。
わたしが調べた資料ではバイク免許取得5年未満のライダーによるバイク事故の約半数は単独事故となっています。
つまり、ハンドルやブレーキの操作が適切ではなかった為、転倒したりガードレールに接触したりしていることが多いようです。
本当にいつ?四輪車が寄ってくるか?はまったくわからないので、左横を走行することはとても危険です。
さいごに
四輪車の左横を走行していて危険な場面に遭遇して、危ないことがわかってから気をつけないといけないと思うことが多いと思います。
しかし、その1回の事故で致命的な怪我をする可能性も多いにあります。
四輪車から離れておくことで、予想外の自体が発生しても、対応する時間が少しはできると思います。
四輪車には近づかないことを意識する必要があります。
あおってくる四輪車がいたら、すぐに右か左に寄って、行かせればよいですし、強引に割り込まれた場合も、腹を立てずに車間距離を逆に空けるべきです。
四輪車に自分から近づかない運転を意識しましょう!
最後まで、お読みいただきましてありがとうございました。
参考になれば幸いです。もとゆき