
バイクを免許を取るときの注意点ですが、四輪免許を持っている人はバイクの教習で学科教習をうけることはありません。
技能教習(バイクに乗る)だけになります。
もちろん、学科の試験などもありません。
なのでスムーズに進めることができやすいです。
しかし、免許を持っていない人や原付免許しか持っていない人は学科教習をうけて効果測定というのも合格して、
最終的には試験場で学科試験を合格して免許を取得するという流れになります。
指導員をしていたときに学科教習をうける人で苦労してきた人をたくさん見てきましたので、
今回お伝えする内容が参考になれば幸いです。
よろしければお付き合いください。
学科を早くうける
学科教習の50分間ははっきり言って、とても長いので苦痛に感じる方も多いと思います。
そうならないように指導員も工夫をしていますが、
伝える内容も法律で決まっているので、勝手に内容をかえることもできないのが現状です。
しかも、1段階と2段階をあわせて26時間も学科をうけないといけないので、
うけるのが嫌になると技能教習ばかり進めてしまうことになります。
技能教習でバイクに乗れる方が楽しいですからね。
その理由で、どんどん技能教習だけを進めてしまうことがよくあります。
嫌かも知れませんが、技能教習よりも学科教習が先に終わるようにスケジュールを組むようにしておきましょう。
こうすることで後々楽になります。
嫌なことは先にやっておこう!という考えです。
技能は最初だけつめる
技能教習をうけるときは、教習のはじめの時間は出来るだけ予約をつめるようにしましょう。
その理由は、1回バイクに乗ってから1週間も間隔があいてしまうとやり方を忘れてしまったり、感覚を忘れてしまうからです。
逆に2段階になってから技能教習の間隔が1週間くらい空いても、あまり心配する必要はありません。
身体が感覚を覚えているので、少しバイクに乗れば慣れることが出来ます。
1段階の5時間くらいまでは、出来るだけ間隔を空けないようにスケジュールを組むようにしましょう。
効果測定を早く終える
2段階の学科教習16時限をすべて受講したら、すぐに効果測定と呼ばれる学科のテストを受けましょう。
この効果測定を合格しないと卒業検定を受けることができません。
ちなみに効果測定は90点以上で合格です。
よくあったケースが、技能教習が早々すべて終了して効果測定がなかなか合格することが出来ずに、検定の期限だけが減っていくことです。
また、効果測定が合格できないことで最後にバイク乗った日から間隔がかなり空いてしまうことになると、卒業検定を受けるときに練習走行などはないので不利になってしまいます。
できれば、効果測定に合格してから技能教習を受けるように教習の後半になったときには調整をすることをおススメします。
さいごに
今回は、学科教習を受ける人のバイク免許取得時の注意点をお伝えしてきました。
どうしてもバイクに乗ることが楽しいので、技能教習を先に進めたくなりますが、
効果測定だけが残るとプレッシャーもかかり、
卒業検定時にも間隔が空いてしまうことになるので、
今回お伝えさせていただいたことが参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき