
バイク免許を取ってツーリングに行くことに決めた瞬間、ワクワクが胸を満たします。
しかしその一方で、「うまく走れるかな?」という不安もよぎるものです。
特に、バイクを購入してからあまり乗る機会がなかった場合、その不安はさらに増します。
今回は、ツーリングの前日に行っておきたい練習についてご紹介したいと思います。
もしご興味があれば、ぜひお付き合いください。
乗り降りの練習
久しぶりにバイクに乗る機会が訪れる際には、事前にツーリングの前日にバイクの乗り降りの練習を行うことをおすすめします。

この練習は、バイクに乗り降りする際の転倒のリスクを低減するために重要です。
転倒を防ぐためには、サイドスタンドを出した状態でバイクにまたがり、乗り降りすることが一つの方法ですが、実際に乗り降りを繰り返すことでバランス感覚を向上させることができます。
また、バイクにまたがった際にハンドルを握ることで、自分自身のポジションや姿勢をイメージしやすくなります。
このイメージトレーニングを通じて、滑らかで自信に満ちた乗り降りを実現できるように心掛けましょう。
安定感のある乗り降りは、バイクライディング全体の安全性と楽しさを向上させる一環となるでしょう。
取り回しの練習
ツーリング時に駐車場からバイクを移動する場面では、知人や友達に後れを取らないように焦ってバイクを動かそうとすることがあります。
しかし、その際にバランスを崩して転倒してしまったり、転倒の危険がある状況で必死に踏ん張る姿を見られてしまい、恥ずかしい思いをすることがあります。

私もその経験があります。
こうした状況を避けるために、ツーリングの前日にバイクの取り回し練習を行うことをおすすめします。
もしかすると、「前日に練習して転倒してしまったらどうしよう」と心配に思う人もいるかもしれませんが、実際にはツーリング当日に転倒する方がさらに大変なことになります。
したがって、前日にゆっくりと練習することで、安全かつスムーズにバイクの移動ができるようになります。
例えば、ゴルフでも久しぶりにプレーする際には、プレーの前日に練習ラウンドに行くことが一般的です。
同じように、バイクの取り回しも慣れていない人にとっては難しいことかもしれませんが、簡単なことから始めてみましょう。
バイクの向きを変える練習だけでも、バランスを取る上で有益な経験になります。
自信をつけるためにも、何度も練習することが大切です。
ツーリングの楽しみを損なわず、安全にバイクを操作できるよう心がけましょう。
ルートの確認
ツーリングの行き先が決まっている場合や、だいたいの方向性が分かっている場合は、前日にルートを確認することをおすすめします。
この際、休憩スポットなどの情報も収集しておくと、当日の進行がスムーズになるでしょう。
また、愛車の燃費も事前に確認し、選んだルート上にどれくらいのガソリンスタンドがあるかも確認しておく必要があります。

特に田舎のガソリンスタンドは、定休日があることもあるため、注意が必要です。
私自身も何度も経験してきましたが、ガソリン残量が少なくなっている状況でガソリンスタンドが見当たらないと、ツーリングの楽しみが一転してしまいます。
事前の計画と準備を怠らないよう心がけましょう。
さいごに
初心者の頃のツーリング体験は、今でも鮮烈に心に残っています。その感動は忘れられないものです。
ただし、バイクに不慣れな部分もあるため、不安要素も多く存在します。
しかし、前日にわずかな時間を使って練習を行ったり、ルートをしっかり確認したりすることで、大きな助けとなります。
確認作業や準備は、安全なツーリング体験をサポートしてくれます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき