
会社勤めを定年退職をして、第二の人生をスタートするにあたり、
バイクに乗って全国を旅したいと考えている方もおられるのではないでしょうか。
全国と言わずとも近くの観光スポットなどを一人でノンビリ走りたいと考えている方も多いはずです。
仕事と家庭が忙しくて、バイクどころか、バイクの免許を取ることすら出来なかった人も多くおられると思います。
今回はバイクの免許を取得するときは、何歳まで教習所で受付をしてくれるのか?
また、受付するときに注意すべき点について、指導していた経験をもとにお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
目次
年齢の制限
年齢の制限については、普通二輪は16歳以上、大型二輪は18歳以上とありますが、
何歳まで免許取得が可能か?というのは具体的に決まっていないです。
ただ、教習所によっては独自に上限年齢の設定をしているところがあります。
多くの場合は、教習所に申込み受付をしていて、年齢を記入したときに受付担当者が上司などの責任者に申込み可否の確認を取りにいくことが多いです。
待っていると
責任者が出てきて受付担当と交代することになります。
原付バイクを運転した経験があるか?
今、原付バイクを運転してるか?についてのお話を聞かせてもらうことになります。
原付バイクに乗ったことがあっても、なくても、
その後に、実際にバイクを見てみましょうと言って、
教習車が置いている場所まで移動することになります。
そこで、実際にバイクにまたがって足つきの確認や引き起こしをすることになります。
引き起こし
教習所によって違いはありますが、
希望するバイクを起こすことが出来るか?
職員が引き起こしの説明と模範で引き起こしをやった後に、
実際に引き起こしをしてもらうことになります。
ここで、引き起こしが出来ないとどうなるのか?
わたしが勤務していた教習所では、
練習をして引き起こしが出来るようになればよいという考えだったので、
入校はできるのですが、
ご本人様がこんなにも重たいのか?と言って心が折れて、入校を考えますと言って帰られるケースはよくありました。
教習所によっては、引き起こしが出来ないと入校出来ないところもあります。
原付バイク
バイクの大きさは、全然違いますが、原付バイクに乗っていたら、
バランス感覚が養われているので、
充分に教習の中で活かすことが出来ます。
ご自宅に原付バイクがあるのであれば、乗ってみることをオススメします。
ちなみに自転車に乗ることが出来ない場合は、
残念ですがバイクに乗ることは出来ません。
若い方でしたが、過去に自転車に乗れない方を教習で担当しましたが
何度やってもまっすぐ走ることが出来なかったので、
自宅で自転車に乗れるように練習をしてくださいとお願いをしました。
数ヶ月経って自転車に乗れるようになって、
教習を再開したら、見違えるほどにバイクに乗れるようになりました。
さいごに
60代でバイク免許を取得する場合に、原付バイクに乗っていて、約200キロのバイクを起こせる体力があれば、
年齢の上限制限をしていない教習所であれば、
入校して教習を進めていく上でも、あまり苦労することはないと思います。
あとは、何があってもバイク免許を取得するという強い気持ちがあれば、
仮に入校の許可判断を迷っている担当者の心も動かすことが出来るハズです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考になりましたら幸いです。もとゆき