
2年に1度やってくる車検を負担に感じることはありませんか?
251㏄以上の愛車を持っているライダーにとって車検は避けて通ることができない公的な検査です。
公的な検査なので、どこで受けても同じ料金じゃないの?と思われている方も多いと思いますが、
タイトルでお伝えした通り、実は4万円近く節約できる場合があります。
今回は車検費用に関する仕組みについてお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
目次
車検の種類について
バイク車検は国が定めるあらゆる基準に違反していないかを確認するための検査になります。
具体的には、各装置が正しく取り付けられていて動作しているのか、
安全面や環境面に配慮できたものになっているかなどについて検査を行い、当然合格しないと公道を走ることが出来なくなります。
ちなみにこの検査は2年に1回受ける必要があります。
(初回は3年です)
気になる車検の費用ですが、実は種類が2つあります。
ひとつは、必ず必要な法定費用で、ふたつ目は状況により必要となる整備費用や部品代となります。
車検の費用について
法定費用というのは、重量税、自賠責保険、印紙代のことを言います、
費用は約2万円となります。
この法定費用は、車検を受けるときには必ず必要となりますので、
これはどこで受けても、誰がやっても必ず必要で、
安くすることができない部分になります。
もうひとつの整備費用や部品代については、
バイクの使用状況により金額が変わってくる部分です。
先程、お伝えした通り、車検は国が定めた安全面や、
環境面の基準に合格しているかを確認するための検査です。
当然、不合格の箇所があれば修理や交換が必要となります。
そのため、この費用もバイクの使用状況により金額差は発生しますが、
基本的には節約できる費用にはならないのです。
では、どこで節約することができるのかというと、
実は3つ目の費用がありまして、ここが重要となります。
車検のやり方について
実は、車検の方法にはやり方が2つあります。
自分でバイクを陸運局に持ち込むユーザー車検とバイクショップなどに車検を依頼する2つの方法があります。
バイクショップに依頼する車検では、3つ目の費用となる車検代行手数料というものが発生することになります。
車検代行手数料はショップにより金額差はありますが、
15000円から高いところで20000円くらいかかる場合があるので、
これだけで法定費用と同じくらいの金額になってしまいます。
人件費がかかっているので仕方ないですが、やっぱり高いですね。
ショップに車検を依頼したときは、オイルやチェーン、タイヤといった消耗品の交換をすすめられる場合がよくあります。
もちろん交換が必要な場合もありますが、
車検を通すためには絶対に必要ではないが、車検プランに含まれていたり、せっかくの機会だからこの際に交換しておく方がいいですよと強くすすめられる場合があります。
対面して言われたので、その時はお願いしますと言ったが、
後から考えると本当に必要だったのかと悩むこともあります。
今お伝えさせていただいた通り、車検代行手数料や車検に必要ではない整備費や部品代で、
結果的に4万円ほど高くなってしまう場合があります。
もちろん交換部品によってはもっと高くなる場合があります。
まとめ
今回は車検費用に関する仕組みを解説させていただきました。
結局、ユーザー車検とショップに依頼するのは、
どちらが良いの?と疑問を持たれた方もおられると思います。
わたしの考えとしては
普段から、自分でオイル交換や簡単な整備をしっかり行っている方は、
高い費用を無理に払ってショップに車検を依頼する必要はないと思います。
手間と時間が許せば、ユーザー車検に挑戦してみてはいかがでしょうか?
わたしは簡単な作業しか出来ませんが、毎回ユーザー車検で通しています。
普段あまり自分で整備をしていなかったり、自分でやることが不安に思われる方は、
ショップに依頼してプロに2年に1回はしっかり見てもらう方が、安心できると思います。
ただし、しっかりと店員さんに説明してもらい、本当に今必要な整備なのかを確認したり、できれば2店舗以上に見積もりを取って確認することが理想です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考になれば幸いです。
よろしければ動画もどうぞ!です。