
私は20年間指導員をしていましたが、
今回は、指導員をしていたときに、見学や研修で全国にある教習所に実際に足を運んで、自分の目で見て、スタッフの方と話をした経験から、よい教習所を選ぶ際の3つのポイントをお伝えします。
あくまでわたしの個人的な見解になりますが、よろしければお付き合いください。
受付の対応を確認しましょう!
受付の対応を確認しましょう!
なぜなら、よいスタッフがいる教習所の場合は電話や受付で声を掛けられたら声のトーンが上がります。
このようなスタッフがいる教習所では、「スタッフの教育」に力を入れています。
教育をするには、当然時間とお金がかかるわけですが、お客様のためによりよくしていく会社の姿勢を知ることができます。
逆に、声のトーンが低く、笑顔がまったく見られないスタッフが受付をしている場合は、そのスタッフが悪いのではなく教育を受けていない場合が多いです。
そのような教習所では指導員だけ教育を受けていることは考えにくく、指導員も同じような対応をするケースが多いです。
昔からよく言う『受付は会社の顔』とはまさにこの事だと言えます。
SNSの更新頻度を確認しましょう!
TwitterやインスタなどのSNSの更新頻度を確認しましょう!
なぜなら、お客様のために情報を公開しているのに、何か月も更新していない場合は会社内のコミュニケーションがうまくいっていない場合があります。
コミュニケーションとSNSには更新が関係がありまして、
担当者だけで投稿するネタを探したり、作ったりすることは限界があります。
そのため、指導員やスタッフに声かけをして投稿するネタを依頼することになります。
コミュニケーションが円滑に行えていると、スタッフが協力をして日常や休日の様子を投稿することに協力してくれるものです。
わたしが見学に行ったときに、SNSの担当者と話をして知ることができました。
実は、このコミュニケーションが取れていることは、とても大切で教習は1人の指導員だけ行うものではないからです。
コミュニケーションがとれていない教習所では、前回の指導員が言っていたことは間違っている!と平気で言う指導員もいるくらいです。
競技会の参加歴を確認しましょう!
競技会の参加歴をSNSなどで確認しましょう!
なぜなら、競技会に参加している指導員は、業務の時間以外に練習をしています。
休みの日には、自費で練習会に参加するなどしてバイクの技術を磨いています。
技術が向上することで、それを教習に活かすことはもちろんのことですが、それよりも『教習生の気持ちを体感できること』が1番のメリットなんです。
わたしも4回参加しましたが、一本橋では、複数の審判が横で採点をしていて、いつもは見る側で気づくことが出来なかった、見られることの緊張を感じることが出来ました。
運転が出来る指導員がこんなにも緊張するのだから、まだ免許を持っていない教習生の方は試験のときに、この何倍もの緊張をしていることに気づくことが出来るのです。
多くの競技参加者がこのことを口にしていました。
これを体験しているか?いないか?は指導するときにはとても大きな差となります。
さいごに
結論は『よい教習所にはよいスタッフがたくさんいる』ということです。
よいスタッフがたまたまいるのではなく、会社が時間とお金をかけて教育していることで、よいスタッフになるわけです。
教育だけでよいスタッフになるわけではなく、コミュニケーションが取れる環境があって、競技会などに参加できる環境を整えていることで、スタッフのモチベーションが向上することになります。
教習所に通うと、スタッフや指導員と接することがとても多くなります。
しかも、1回や2回利用するだけではなく、数週間若しくは数か月通うことになります。
今回のよいバイクの教習所の選び方が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき