
これからバイクの免許を取ろうと考えている方に、知っておいて欲しい情報になります。
わたしは教習所で指導員を20年間していました。
今もよく連絡をとっている指導員がいます。
最近、その指導員から教えてもらったことですが、コロナの影響でバイク免許が取りにくくなっているようです。
この内容を解説していきます。
よろしければお付き合いください。
四輪免許を優先
知り合いの指導員から聞いた話では、今年5月にコロナの影響で1ヵ月以上教習所が営業を止めていたために、通学で通う教習所はどこも予約が取りにくい状況になっているようです。
合宿教習所もGOTOトラベルの対象になるニュースが、拡散されたことで一気に入校する人が増えているようです。
問題は、多くの教習所が単価の高い四輪車を優先して、バイク免許の入校を遅らせる措置を取ったり、四輪車の予約を優先するために、バイク教習の予約が取りにくい状況にあるようです。
入校する前に必ず確認をしておきたいポイントです。
通勤方法の変化
バイクの免許が取りにくくなっている原因は、コロナで教習所が営業を止めていた理由の他に、バイクの免許自体を取りに来るかたが増えていることもあげられます。
バイク免許を取りにくる方が増えている理由として、
コロナの影響で、通勤や通学でバスや電車を利用していた人が、感染対策のために、バイクで通勤、通学をするようにしていることです。
車の場合は、購入価格が高くなることや駐車場などの維持費がかかるため、バイクを選択する方が増えています。
わたしは普段、バイクや車で通勤をしていますが4月以降明らかにバイクの台数が増えていることを実感しています。
実際、2020年3月の国内出荷台数は前年同月比から7.3%増えて3万6800台で、同月としては3年ぶりの増加になったそうです。
特に伸びているのは50cc超125cc以下のいわゆる「原付二種」と呼ばれるカテゴリーのようです。
10万円の使い道
他にバイクの免許が取りにくくなっている原因として、10万円の給付金をバイク免許に使う方もおられると思います。
少し前にツイッターで、給付金が振り込まれるので取得を考えていたバイク免許が取れる!というツイートをよく見ました。
7月、8月は夏の暑さとコロナ感染の終息が見られなかったので、バイク免許取得を控えていた方も、10月になって涼しくなったこととコロナ感染が治まっていることで、年内にバイク免許取得を考えている方がかなり増えていると思います。
合宿免許も検討候補に入れてもよいかも知れません。
さいごに
もともと10月は季節がよいのでバイク免許取得のために教習所に通う方が多いところに、コロナの影響で例年より多くの方がバイク免許取得に拍車をかけています。
また、四輪車の予約を優先する傾向があるので入校したとしてもバイクの技能教習の予約が取りにくくなっているようです。
もちろん教習所によって経営方針に違いもあるので、すべての教習所が四輪車優先ばかりではないとは思いますが、時間がかかることを承知の上で入校する必要があると思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
参考になれば幸いです。もとゆき