
例年12月は交通事故が多い月なので、他の月よりも運転するときには注意をするようにしています。
20年以上前から12月の運転は気を付けるようにしています。
そもそもなぜ?12月の事故が多いのか?
その理由ですが、2つあります。
『交通量が多くなること』と『夜が長いこと』が原因だと考えています。
この2つのことについて、解説していきます。よろしければお付き合いください。
交通量が多くなる
1つ目の交通量が多くなることの理由は、大きなイベントが2つあるからです。
1つはクリスマスでもう1つはお正月です。
この2つのイベントがあるために、例年12月15日以降は一気に交通量が増えてきます。
なぜ?交通量が増えるのか?というと
この2つのイベントに関連する商品が納品されるわけですから、配送する件数も一気に増えることになります。
1日1便しか配送していなかったトラックが1日2便になったり、トラックを増台したりして対応することになります。
わたしが指導員をしていたときに、企業様の講習を担当していたことがありますが、大手の運送会社の方々が、口々に言われていたことは『12月は死ぬほど忙しい・・』、『猫の手も借りたい・・・』という言葉でした。
もちろん、12月に運送会社の方が企業研修を依頼してくることなどありません。
どこの運送会社のドライバーさんも忙しい中で運転をしているわけですから、疲労もたまってきますし、交通渋滞が発生することで思うように仕事が進まなくなってしまうことで、
運転中のミスが発生しやすい状況となっているわけです。
バイクでも車でも12月に運転するときは、周りにトラックがいないか?トラックがウインカーを出さずに急に曲がらないか?
納品するために急に止まらない?など危険を予測しておくことで、急な行動があった場合でも対応できるように準備をしておくべきです。
『12月は大イベントがあるのでトラックに気を付けよう』ということが1つ目に気を付けることになります。
夜が長くなる
2つ目の『夜が長いこと』と『12月は事故が多い』にどのような共通点があるの?となりそうですが、夜が長いことで自転車や歩行者、バイクなど色々な物の発見が遅れてしまったり、見落としにつながることがあります。
また、歩行者や自転車の服装にも注意が必要です。
それは、冬の季節では白色よりも黒色の服を着ている人が多くなるからです。
服の色と事故に関係があるの?となるかも知れませんが、
実は、多いにあります!!
夜間は黒色や茶色がとても見えにくくなるからです。
ヘッドライトの光があたっても白色に比べると、黒や茶はとても見えにくのです。
つまり、交差点を曲がるときや直線を走行しているときでも、
黒や茶の服を着た歩行者や自転車を見落とさないように注意をする必要があるわけです。
実は、指導員をしていたときに教習生から横断歩道を普通に歩いていて、『車にひかれたことがあります』と話をしてくれた方がいました。
話を聞いていると、季節は12月で黒いコートを着ていたそうです。
横断歩道を歩いていたら車が近づいてきたので、止まってくれるだろう!と思っていたら、どんどん車が近づいてきて、気づいたときには病院に運ばれた3日後だったそうです。
家族は『もう目を覚まさないのでは?』とあきらめかけていたそうです。
病院のベッドで生死をさまよっていたのです。
話を聞いて本当に恐ろしくなりました・・・
絶対に見落としをしないために、
具体的な注意点としては、交差点で曲がる速度を抑えるようにして、万が一発見が遅れてしまった場合でも、停止することが出来るようにしています。
わたしはもともと速度を落として交差点を曲がっていますが、夏と冬で交差点を曲がる速度を変えるようにしています。
さいごに
今回お伝えさせていただいた考え方と対応方法のおかげもあってか、24年間無事故を継続することが出来ていますが、
今年の12月もいままでと同様に『交通量が多くなる』ことと、『夜が長い』ことに注意をして、無事故でバイクを楽しめるようにしたいと思っています。
お互いに事故に気を付けたいですね。
今回の記事が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき