18歳からバイクに乗り始めてバイク好きになりました。
何をしている時もバイクのことばかり考えていました。
わたしと同じようにバイク好きの人はたくさんいると思います。
バイクが好きなのでバイクを仕事にしたい!と考えている人もいるのではないでしょうか?
今回はわたしが教習所で指導員になったときの事を書きます。
興味がありましたらお付き合いください。
営業マン
大学を卒業して食品関連の仕事に就職をしました。
なぜ?食品関連会社を選んだのか?
衣食住の食なので不況でも食べることをやめることはないと考えたからです。
その時はめちゃくちゃバイクが好きでしたが、
バイク=趣味
と考えていました。
通勤も最初は電車で通勤していましたが、我慢できずにバイクで通勤するようになりました。
通勤は楽しむことができるようになりました。
仕事は営業マンとして得意先を回っていくわけですが、まったく楽しいと感じません。
最初だから仕方がないと自分自身で言い聞かせていましたが、楽しくなることはありませんでした。
11ヵ月で辞める・・・
入社して半年経ったときに『仕事を辞めようか?』と考えました。
先輩から励ましの言葉をもらって仕事を続けることを決意しました。
その時は、石の上にも3年と・・・・思っていましたが、3年我慢しても何も変わらないはずだ!と決心して退職届を出しました。
先輩にも自分の気持ちを伝えていたので『次、頑張れよ!』と励ましの言葉を言ってもらっていたのですが、
上司から、ご飯を食べながら話をしようと言われて焼肉を食べにいきましたが、その時に『石の上にも3年・・・』と言われましたが、自分の意志をはっきり伝えて感謝の気持ちを伝えて退職することが出来ました。
いいお肉だったと思いますが、まったく味がなかった記憶があります・・・
好きなことを仕事に
世間の波に流されるままに、大学受験を頑張り、楽しい大学生活を終えて、自分が何をしたいか?明確にすることなく就職をして1年も経たずに辞めたわけです。
2週間くらい『自分は何がしたい?』かを考えたときに、『自分が好きなことをしよう!』と答えを出すことが出来ました。
バイクに乗る仕事を考えたときに、郵便局や配達業を考えましたが自分のいままでの経験を活かすことが出来ないか?を考えたときに『教習所の指導員』が思い浮かびました。
ただ、当時はインターネットは普及していないため指導員になるための情報を知ることはできず、未知の世界でした。
どうしたらいいのだろう?とコンビニで就職情報誌を買ってぺらぺらとページをめくっていると、偶然にも『教習所の指導員募集!』があったのです。
すぐに履歴書を送り説明会に参加することになりました。
説明会に行くと100名を超える人がいて、担当者の方からは採用は若干名と言われて『無理かも』と思いました。
筆記テストもクリアして、1次面接もクリアして、最後は役員面接を残すのみとなりました。
役員面接では、自分のバイクに対する思いを語ったところ、『バイク好きの指導員を探していた!』と言われたときに、ひょっとしたら採用されるのかな?と手ごたえを感じました。
自分が語ったことは、ほとんどツーリングで経験して感じたことを夢中になって話をしていただけでした・・・
指導員の生活
自分が感じた手ごたえの通り、狭き門をくぐり抜けて難しい指導員審査を乗り越えて指導員となった生活は、癖をなおすために苦労をする生活でした。
癖をなおすとは?
バイクや車を運転するときに違反をしないことです!
もともとスピードを出すことが好きだったので、指導員になる前にスピード違反で3回も捕まっています。
常にスピードを出しているから捕まるわけです。
指導員になってから違反をした場合は、理由にもよりますが最悪首になります。
教習生に違反しないように!と偉そうに言っていて指導員が違反ばかりしているなんて通用するわけがありません。
それから強い意志を持って運転をしてきた結果、指導員時代を含め24年間、無事故、無違反を継続することが出来ています。
指導員になったことで、1番よかったことは自分自身が安全運転の意識が強くなったことかも知れません。
指導員をしていたときに、スピードが原因で起きている事故をたくさん見てきましたし、事故をして講習にくる方の運転を見たときに、『自分もこうなっていたかも知れない』と感じることがよくありました。
さいごに
今は指導員をしていませんが、20年間の指導員生活は充実したものでした。
しかし、『指導員時代の癖?』なのか?
自分の経験を発信したいと思い、ブログ、YouTube、ラジオ、書籍で情報発信をするようになりました。
今は個人でも簡単に発信することが出来る時代です。
とても充実した日々を送ることが出来ています。
すべては石の上にも3年・・・からの決断でした。
あの決断がなかったら、指導員を経験することもなかったかも知れません。
最後までお読みいだだきましてありがとうございました。