バイク歴29年の中で路上を走行していて転倒したことはありませんでした。
教習所の指導員をしていたときに、教習所内でバイクの競技会に参加するために練習をしていて転倒をしたことは何回もありました。
路上では転倒はありませんが、実は転倒しそうになったことは何回もありました。
今回は、もう少しで転倒しそうになったときのことについてお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
よくある街中
天気の良いお昼間に実家のある大阪市内を走行しているときのことでした。
2車線道路の左側の車線で信号待ちをしていました。
道幅も広く走りやすい道路です。
信号が赤から青に変わりブレーキを離していつも通りにアクセルを回して、半クラッチで発進をしたら変な違和感を感じました。
加速をしない?
半クラッチから徐々にクラッチを離していくと加速をしていくはずなのですが、
一向に加速をしてくれません?
おかしいな?と思い更にアクセルをまわすとバイクが凄い動きをするのです。
バイクの後輪タイヤが横滑りをするのです!
もう頭の中はパニックになりました。
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夢でも見ているような気持ちになりました。
凍結した路面の上でタイヤが滑るようなイメージです。(イメージというのは、バイクで凍結路面を走行したことがないからです)
本当に転倒する寸前でした。
結果的に転倒することなくなんとか止まることが出来ました汗
地面の黒いしみ
なんとか転倒せずに止まることが出来て、
心臓がドキドキ、バクバクしていることがハッキリと分かる状況です。
足元を見てみると地面に黒〜いシミがあるではないですか?
足で黒いシミの部分をこすってみるとツルツルします。
オイルです!
何か?のオイルが漏れていてその上を通過したときにタイヤが滑ったことが、
頭の中で繋がりました。
『本当にオイルで滑るとは!』という感じでした。
バイクレースをTVで見ていてオイルで滑って転倒したシーンを見たことはありますが、まさか自分が体験するとは思いました。
本当によく転倒しなかったものです。
日頃の練習の成果かも知れません(運だと思っています)
さいごに
29年間バイクに乗ってきてオイルでタイヤが滑ったことは初めての経験でした。
なぜ?道路にオイルがあったのだろうか?考えてみたのですが、おそらく車のエンジンオイルが漏れていたのだと思います。
この経験をしてから地面のシミ?をよく見るようになりました。
ただ、夜は地面のシミがかなり見えにくいのでよく見るようにしていることと速度を落とすようにしています。
今のところ地面にオイルが漏れていたことは、経験をした1回のみですが、今後また遭遇することがあるかも知れないと考えると本当に怖いですね。
アクセルを回しているのにバイクが加速せずに後輪タイヤが横滑りをしている感覚はなんとも言えず、とても気持ち悪いものでした。
今後も地面の黒いシミに注意をしていきたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
参考になりましたらうれしいです。もとゆき