バイクのタイヤの空気はいつ入れたら良いのか?疑問に思われている方は多いのではないでしょうか?
ちなみにわたしもその1人でした。
わたしは、そもそもバイク屋さんでしかタイヤの空気を入れてもらえる事が出来ないと思っていたほどです。
わたしが28年間バイクに乗ってきた経験からタイヤの空気をいつ入れたら良いか?をお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
2週間に1度は空気を入れる
わたしが現在タイヤに空気を入れているタイミングは2週間に1度の間隔です。
2週間に1度のタイミングにしている理由は、ガソリンを入れたときにタイヤの空気も入れるためです。
バイクのタイヤに空気を入れる場合は、コンプレッサーという機械を使うことで楽に空気を入れることが出来ます。
機械自体を購入することは可能ですが、安価ではないことと置き場所の問題もあって、わたしは購入せずに、ガソリンスタンドのコンプレッサーを使用して空気を入れています。
絶対ではありませんが、ほとんどのガソリンスタンドでコンプレッサーが置いていて無料で使える場合が大半です。
ちなみに有料であったガソリンスタンドには遭遇したことがありません。
コンプレッサーの購入
コンプレッサーの購入も考えましたが、先程の理由で結局購入しませんでした。
他の理由として、自宅にコンプレッサーがあるといつでも使うことが出来ると思うことで逆に使用頻度が下がったり、空気を入れる時機もバラバラになるような気がしたからです。
それと、指導員をしていたときに教習所でコンプレッサーを設置していたので、教習車の整備をするときによく使っていました。
コンプレッサー内に空気が入ったままになっているとタンク内にサビが発生するのです。
コンプレッサーを使用したら毎回タンク内の空気を完全に抜く必要があったのですが、空気を抜く場所からサビと共に赤い水が出てくるので、後の処理をするのが手間でした。
また、コンプレッサーを使用したいと思ったときには電源を入れて空気を入れるところから始めることになるので、すぐに使用できないデメリットもあります。
そのような理由で、無料ですぐに使うことができるガソリンスタンドのコンプレッサーを使用してきました。
万が一、ガソリンスタンドでコンプレッサーを使用することが有料になることがあれば、自宅用にコンプレッサーを購入するかも知れませんね。
徐々に空気が減る
タイヤの空気が減る場合は、くぎとかネジがタイヤに刺さっているからでは?と思うものですが、実はタイヤにくぎやネジなどが刺さっていなくても、知らない間に少しづつ空気が抜けて行きます。
タイヤはゴムで出来ていますが、目に見えない小さな隙間から空気が抜けていきます。
だから、タイヤに空気を入れてから1週間でも抜けていきます。
1ヵ月もタイヤに空気を入れていなければ運転していても違和感を感じるくらいになります。
特に前輪タイヤの空気が少なくなるとハンドルが重たく感じるのと路面の凹凸などで、ハンドルを意図せぬ方向へ取られてしまうことがあるため大変危険です。
空気を入れるときの注意点
ガソリンスタンドのコンプレッサーを使ってタイヤに空気を入れるときの注意点ですが、まず、バイクメーカーが指定しているタイヤ空気圧の数値を確認してください。
確認するときは後輪タイヤ横のチェーンのカバーなどにシールで貼り付けていることが多いです。
もし、そのシールが見当たらなければネットでググって確認してもらうと良いです。
適当な数値で空気を入れると運転操作に支障が出て、最悪事故になる場合もありますから、必ず数値確認をしてから空気を入れるようにしましょう。
ちなみに、わたしはガソリンスタンドではメーカー指定値よりも少しだけ多めに空気を入れて自宅に帰り、自宅で最終の数値調整を行うようにしています。
その理由は、ガソリンスタンドのコンプレッサーの数値に誤差があったときのために、より精度が高い(と思われる)エアゲージを使って確認したいからです。
それともう一つの理由は、タイヤが温まっているとタイヤ内が膨張していて正確な数値が把握できないため、タイヤが冷えた状態で数値管理と調整を行うためです。
多めに入れた空気を減らすだけなので、それほど手間がかかることはないのでよろしければお試しください。
下記はわたしが使用しているエアゲージです。とても使いやすいのでおすすめです。
使用して10年以上経ちますが耐久性もあります。
さいごに
タイヤの空気はいつ入れたらよいのか?の疑問に対してコンプレッサーやエアゲージのことなど色々と書いてしまいました。
結論は、ガソリンを入れたついでにタイヤの空気も入れましょう!ということになります。
ただし、ガソリンを入れる頻度はライダーによって違いがありますので、わたしの経験から2週間に1回という形でお伝えさせていただきました。
タイヤの空気圧をしっかり管理して気持ちよくバイクに乗りたいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき