バイク発進時のふらつきにお困りのライダーさんへ!ふらつき防止策をお伝えします!
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バイク教習やバイク免許を取得したばかりの方で、発進のときにふらついてしまう!というお悩みをお持ちの方に向けて、

バイク歴30年、指導員歴20年の経験からアドバイスをさせていただきたいと思います。

 

よろしければお付き合いください。

アクセル量が弱い

20年の指導員経験の中で、発進するときにふらついてしまう教習生さんをたくさん見てきました。

 

もとゆき

発進時のふらつきについてのご質問をいただくことがよくありました。

 

『ふらつく』原因として、1番多かったのはアクセル量が弱いことでした。

 

アクセル量が弱くなってしまう原因として、

アクセルをたくさん回して、クラッチの操作がうまく出来なかったときに、バイクが暴走してしまうイメージを持たれている方が非常に多かったです。

 

確かに、暴走しないとは言いきれませんが、ほとんど見ることはありませんでした。

 

逆にアクセル量が弱いことが原因でふらついたときに、バランスを崩して無意識にアクセルを回してしまい暴走した光景を見ることの方が多かったです。

 

このような理由から、発進のときはエンジンの回転数を上げて(2,000~3,000回転)クラッチをつなげた方が、発進が安定するだけでなく、安全であることも言えると思っています。

半クラキープ

アクセルの量が適切でも、発進のときにふらついてしまう場合は、クラッチのつなぎ方に原因があるかも知れません。

 

発進のときは、握っているクラッチを離して、バイクが動き出す位置(半クラッチと呼ばれています)で、おおむね3秒間クラッチレバーを止めることで、スムーズにバイクが発進していきます。

 

この半クラッチでしっかりと3秒間キープが出来ない場合、ふらついてしまう可能性が出てきます。

 

半クラッチが1秒や2秒だと急発進につながりやすく、その時にバランスを崩してふらついてしまいます。

 

もとゆき

これも、指導員をしていたときによく見ることがありました。

 

3秒というと短いイメージがありますが、半クラッチの操作では自分の頭の中では、3秒半クラッチをキープしていると思われていても、実際には3秒よりも短い方がとても多かったです。

 

対策として、ぜひ、お試しいただきたいことは、

バイクのエンジンをかけていない状態で、模擬発進の練習でアクセルを回して、半クラッチにして3秒間キープすることをやって欲しいと思います。

 

もとゆき

ハンドルやクラッチはなしで『エアー』で構いません。

 

その時に、3秒数えてみて本当に半クラッチをキープ出来ているか? ご自身で確認してもらうと良いと思います。

 

ぜひ!試してみてください。

目線を上げる

アクセル量も適切(2,000~3,000回転)で半クラッチも3秒間キープ出来ているのに、発進のときにふらついてしまう場合は、目線の位置を変えることで安定した発進ができるようになるかも知れません。

 

目線が近いと情報を得ることが遅れるため、怖さを感じることから腕に力が入ってしまい、バイクのスムーズな発進を妨げる恐れがあります。

 

自転車に乗った経験のある方なら、近くを見て運転をしていないと思います。

対向から来る自転車や歩行者を見るために、先の方へ目線を向けているはずです。

 

バイクも同じように目線を先に向けるだけで、腕の力が抜けてスムーズな発進をすることができるようになります。

具体的に見るところを挙げますと、前の車を見ておくことで自然と目線は上がると思います。

 

ぜひ、参考にしてみてください。

さいごに

20年の指導員経験の中で、発進時のふらつきをたくさん見てきました。

原因として、1番多かったのはアクセル量が弱いことでした。

 

これぐらいアクセルを回しても大丈夫ですよと言って、実際にアクセルを回して

回転数とエンジン音を確認してもらったときに、

よく言われたことは、こんなにアクセルを回しても良いのですか?でした。

 

もとゆき

たくさんの方から言われた言葉です笑

 

仮にアクセルをたくさん回し過ぎたとしても、半クラッチをキープ出来ていれば、

いきなりバイクが急発進することはありませんので、どうかご安心ください。

 

最後におすすめしたいことは、バイクに乗っていない状況でアクセルを回すイメージと半クラッチでレバーを止めるイメージで、イメトレをしておくことで実際の運転のときに少しは余裕を持って操作ができると思っています。

 

ぜひ、お試しください!

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき

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