はじめてタンデム走行をするときに、後ろに乗る人がライダーのどこを持てば良いのか?バイク歴30年の経験から、この疑問にお答えします。よろしければお付き合いください。
結論 抱きついてもらう
早速、結論ですが、ライダーの腰に手を回してもらうのが良いです。抱きつくでも良いのですが、密着し過ぎるイメージがあったので、腰に手を回す表現にしました。
その理由は、ライダーの運転操作の妨げにならないためです。
肩に手があると上半身の動きが妨げられることになります。
指導員時代に教習生さんを乗せて見本走行をしていた経験がありますが、肩を持たれてしまうと一本橋やクランクで、手を積極的に使うハンドル操作にやりにくさを感じました。
速度が上がると怖いです。
実は、速度が上がると肩を持つ手に力が入ることがあります。
バイクの速度に慣れていれば、それほど手に力が入ることはないかも知れませんが、
バイク経験が少ない場合は、速度が上がることで怖さのあまり、自然と手に力が入ることがありました。
これも、指導員時代に経験したことです。
ジェットコースターでも怖いと感じたら、席の前にあるバーを力いっぱい握ることがあると思います。
発着場についたら、力が入り過ぎてバーが汗まみれになっていた経験がある方もおられるのではないでしょうか?
わたしはジェットコースターが苦手で、今でもバーを強く握るので手汗が凄いです笑
手が疲れます
バイクに乗っている時間にもよりますが、肩に手を置いていると手が疲れてきます。絶対ではありませんが、多くの場合斜め45度くらいの角度で腕を上げ続けることになります。
はじめてのタンデム経験で、その日に腕の痛みを感じなかったとしても、翌日に腕が痛くなったとなれば、せっかくの楽しいタンデムツーリングも台無しです。
このような理由から、腕の疲れが発生しにくいライダーの腰に手を回すことをおすすめします。
さいごに
バイク免許をとってタンデム走行をしようとしても、1年のバイク経験がないとタンデムが出来ないので、タンデムできる日を楽しみにしているライダーさんはたくさんおれると思います。
教習生さんからも早くタンデムしたいというお話を聞くことがありました。
せっかく、楽しみにしていた初タンデムで2人が嫌な思いをしないためにも、今回の内容が参考になりましたらうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。もとゆき