2023年7月25日から2023年7月28日までの4日間、私はソウルへの旅行を楽しみました。
ソウルの道路事情にはいくつかの変化があり、その中で特に車の車種や交通手段に注目しました。
この記事では、4年前と比較しながら感じた交通事情について綴ります。
よろしければお付き合いください。
1. 車の変化
安全意識の向上と車間距離の確保
ソウルの道路を走る車は、4年前に比べて車間距離を広く取る車が多くなったように感じました。
安全意識の向上によるものと考えられます。横断歩道などで歩行者の安全を尊重する姿勢も4年前より多く見受けられました。
実際、信号機のない横断歩道では、車が停止をして道を譲ってくれました。
ただし、明洞の露店が並ぶ、人通りが多いところをタクシーが強引に通行する場面があり、危険を感じる場面もありました。
車種の傾向
4年前と同様に、ソウルの道路にはセダンタイプの車が圧倒的に多かったです。
日本でよく見るワゴン車は少なく、タクシーやハイヤーで見かける程度でした。
特に、ヒュンダイなどの国産車が多く、次いでドイツ車のベンツ、BMW、アウディが目立ちました。
日本車はほとんど見かけることがなく、レクサスをたまに見る程度でした。
車種に関しては、日本と韓国の車の好みの違いが反映されているように思われます。
2. 電気自動車とバイクの姿
電気自動車の普及
日本よりもソウルでは電気自動車が多く見られました。
体感では2割くらいが電気自動車でした。
青いナンバープレートで電気自動車を識別することができ、この仕組みにより環境への配慮がうかがえます。
ハイヤーの運転手さんから聞いた情報では、韓国での電気自動車の人気が高く、納車まで2年くらいかかるとのことでした。
日本と同様に、ガソリン価格が高騰しているようです。
道路事情
4年前と変わらず、車の数が多く渋滞が頻繁に発生していました。
仁川国際空港からソウルへ向かう途中でも渋滞に遭遇しました。
そのときに、ハイヤーの運転手さんと話をしましたが、渋滞が多いと言われていました。
車線は多いのですが、車の数が圧倒的に多いように感じました。
帰りの空港までの交通手段がタクシーやハイヤーの場合は、渋滞を想定して時間に余裕を持っておくことをおすすめします。
ちなみに、仁川国際空港からソウル明洞までは1時間15分くらいで到着しました。
ソウル市内を見ていると、自転車を見ることはなく、歩行者も地下に降りて道路を横断することになるので、ドライバー、ライダーにとっては運転しやすい環境だと感じました。
逆に、歩行者の立場から見ると、道路を横断することができない場所が多く、毎回、階段の上り下りをするため苦労しました。
お年寄りは大変だと感じました。
バイクの少なさ
ソウル市内では4年前と同様に、スクーター以外のバイクはほとんど見かけませんでした。
ハイヤーのドライバーさんからは、市内ではバイクを走行するのは危険だとして、スクーターを使用した宅配バイクしか走っていないとの情報を得ました。
しかし、郊外ではマスツーバイクをよく見かけるとのことです。
宅配バイクの需要が増えたためか、4年前よりスクーターを見る機会が多くなりました。
マクドナルドでコーヒーを飲んで休憩していたら、次から次へと宅配のライダーが店舗に入ってきました。
マクドナルドの前では、常にスクーターバイクが停まっている状況です。
暑い季節でしたが、皆さん長袖を着用されていたので、安全意識が高いと感じました。
電動キックボードの増加
4年前よりも目にした乗り物として、電動キックボードが増えている印象を受けました。
ソウルの街中にはシェア用の電動キックボードが至るところに置かれており、利用者も多く見られました。
記憶に残っているのは、車の後ろに電動キックボードがついて走行する場面を見たことです。
40キロくらいの速度で走行していましたが、恐怖を感じました。
頻繁に見たわけではないので、おそらく違反であると思います。
さいごに
ソウルの道路事情は、4年前と比較していくつかの変化が見られました。
車間距離を広く取る傾向や、電気自動車の普及が特に目立ちました。
一方で、スクーターを除いたバイクの姿は市中ではほとんど見られず、電動キックボードの利用が増えていることも興味深い点でした。
次回の旅行では、郊外にも足を伸ばして多くのバイクを見てみたいと思う一方で、ソウルの交通事情は安全意識が高く進化していると感じました。
(※注意:この記事は筆者の個人的な体験に基づいており、全体の傾向を表すものではありません。)
以上が、ソウルでの交通事情をお伝えするブログ記事となります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき