
【保存版】教習所では教えてくれない!? 道路に出てから困ること10選
~新規免許取得者のリアルな悩みと解決アドバイス~
こんにちは。元教習指導員のmotoです。
長い教習を経て、ついに「免許証」を手にしたあなた。本当におめでとうございます!
…でも、実はここからが本当のスタート。
「え?こんなこと教わってない!」「どうしたらいいの?」という場面に、きっと何度もぶつかるはずです。
今回は、私がこれまで関わってきた新米ドライバーたちからよく聞く“リアルな悩み”を10個に厳選し、実践的なアドバイスとともにご紹介します。これから運転デビューする方も、最近デビューしたばかりの方も、ぜひ参考にしてください!
① 卒業したけど、本当に一人で運転して大丈夫?
これはほとんどの人が感じる最初の不安です。
教習中は隣に指導員がいて、何かあってもフォローしてくれましたよね。でも、いざ一人で運転席に座ると「自分で全部責任を持つ」重みを感じて、怖くなるのは当然です。
おすすめは「段階的な実践」。
まずは交通量が少ない昼間に、知っている道を選んで練習してみましょう。コンビニの往復、家の近所の周回ルートなど、負担の少ない距離で自信をつけるのがコツです。
② 一般道でのスピードの感覚がつかめません…
「教習所では40km/hだったのに、実際の道路ではみんな60km/hくらいで走ってる…」
そんなギャップに戸惑う新米ドライバーは多いです。
ポイントはスピードメーターを信じつつ、周囲とのバランスを保つこと。
周りの車の流れに乗りながら、常に「制限速度+安全マージン」を意識しましょう。最初は少し遅めでもOK。無理に合わせず、自分が“安全にコントロールできる速度”を基準にしてください。
③ ナビを見ながらの運転が難しい。どうすればいい?
慣れない土地での運転中、ナビを見ながら右左折や車線変更…初心者にはかなりハードル高いです。
まず大切なのは、運転中に画面を見すぎないこと!
ナビは「音声案内」に頼るのが基本。どうしても不安なときは、事前にルートを確認してメモしておいたり、信号待ちでしっかりナビをチェックしてから行動しましょう。
最近は「右です」「左方向です」など、わかりやすい音声案内付きのアプリも多いので活用してみてください。
④ 周りの車に煽られて焦ってしまいます…
「後ろからピタッとくっついてくる…」「クラクション鳴らされた…」
怖いですよね。でも、ここで焦って急加速や無理な判断をしてしまうと、逆に危険!
重要なのは**“自分のペースを守ること”と“譲る勇気”**。
可能なら左側に寄せて道を譲る。無理なら、制限速度+α程度で淡々と走り続けましょう。煽る車のほとんどはあなたに問題があるわけではなく、ただ急いでいるだけ。気にせず、自分の安全運転を最優先にしてください。
⑤ 教習所のような「練習コース」がない。どこで練習すればいい?
これもよく聞く声です。卒業後、いきなり本番って、やっぱり不安ですよね。
おすすめは、休日の朝や平日の昼間の「人気(ひとけ)の少ない場所」。
例えば、広めの公園の駐車場、工業団地の中、郊外のショッピングモールなどは練習に最適です。
運転経験のある家族や友人に助手席に座ってもらいながら、落ち着いて練習すると安心感が段違い。最初は「走るより、止まる・曲がる・駐車する」を重点的に練習すると上達が早くなりますよ。
⑥ 運転する前に、何をチェックすればいいの?
「エンジンかけて、さあ発進!」ではNG。
安全運転の第一歩は、出発前の点検とルーティンです。
チェックすべきポイントは以下の通り:
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ドアのロック、窓が閉まっているか
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シートとハンドルの位置調整
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サイドミラー・ルームミラーの角度
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シートベルト確認
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ブレーキペダルの感触
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周囲に障害物や小さな子供がいないか
毎回このチェックを“ルーティン化”しておくと、いざという時に慌てず対応できます。
⑦ 初めての給油、どうやってやるの?
これ、地味だけど意外と不安なポイントです(笑)
教習ではガソリンの入れ方までは習いませんからね。
まず、車が「レギュラー」か「ハイオク」かを確認。運転席の給油口の蓋に表示があります。
セルフスタンドの場合は、画面の指示に従って操作するだけですが、最初は「スタッフ給油」のガソリンスタンドに行くのも安心。
注意点:
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給油口が車のどっち側にあるかを把握しておく
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エンジンを切って、窓も閉める
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給油ノズルを奥までしっかり差し込む
最初のうちは、近くにいる店員さんに声をかけて教えてもらってもOKです!
⑧ 駐車場の出入りが怖い…どこを見て操作すればいい?
これも最初は誰もが苦手です。でも大丈夫。
ポイントは「ゆっくり、正確に、視線の置き方を覚える」こと。
駐車するときは、まず「どこを通るか(軌道)」をイメージ。
ミラーで白線と後輪の位置関係を確認しながら、切り返しを恐れず操作しましょう。バックモニターがついている場合でも「ミラーと目視」は忘れずに。
苦手な人は、100円ショップなどで「車庫入れ練習グッズ(コーンやマーカー)」を買って広い駐車場で練習してみるのもおすすめです。
⑨ 「道を間違えた」焦ってしまう!どうすればいい?
道を間違えること自体は、全く問題ありません。
むしろ「冷静にリカバリーできるか」が安全運転の分かれ道。
急ブレーキや急な右左折はせず、まずは落ち着いて、ナビの“再検索”を待つ。
コンビニやパーキングがあれば一旦停車して、ゆっくり現在地を確認しましょう。最短ルートより「安全なルート」を優先することが大切です。
⑩ 親に「まだ運転させられない」と言われた…
「事故を起こしたらどうするの?」と心配する親の気持ちも分かりますが、せっかく免許を取ったのに運転できないのは悲しいですよね。
信頼を得るためには、小さな実績を積むこと。
「家から近くのスーパーまでの送迎」「祖父母の病院送り」など、安全な運転実績を積み重ねていくことで、徐々に家族の信頼も得られるようになります。
最後に:運転は“慣れ”がすべて。だけど、急がなくていい
どれだけ教本を読んでも、ベテランドライバーの動画を見ても、やっぱり「運転は経験がすべて」です。
最初は怖くて当たり前。
でも、“怖い”という感情は、事故を防ぐブレーキでもあります。
焦らず、自分のペースで、日々の運転に向き合っていきましょう。あなたが今日の一歩を踏み出したことが、明日の成長につながります。
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