渋滞も怖くない!とろとろ進む上り坂でのバイク安全走行のコツ

【はじめに】

上り坂での“とろとろ渋滞”。
発進してはすぐ止まり、前も後ろもクルマに挟まれてる…。
「坂道発進が何回続くんだ…」と、心が折れそうになりますよね。

そんなときに役立つ、**“クラッチ操作とブレーキのコツ”**を、元教習所指導員の視点でお届けします!

【1. 怖さの正体は「不安定さ」】

とろとろ進む上り坂では以下のような不安があります。

  • 半クラとアクセルのバランスが難しい

  • 後続車がピタッと後ろにいてプレッシャー

  • 渋滞のテンポに合わせるのが難しい

👉これらはすべて「バイクを安定させる操作」で解決できます!

【2. 基本は“リアブレーキキープ+半クラ”】

発進直前までリアブレーキを踏んだまま、
アクセルは気持ち多め、クラッチは丁寧に半クラでつないでいきましょう。

  • リアブレーキを軽く残すことで後退を防止

  • クラッチを急につながず、バイクが“動きたがるタイミング”を感じる

🔰コツ:リアブレーキを完全に離すのは前輪が動き始めてから

【3. 発進停止を繰り返すときの「3つの型」】

➤1)停止時:左足着地+右足リアブレーキ

➤2)発進準備:アクセル少し開けて、クラッチを半クラ位置へ

➤3)動き出し:クラッチをつなぎながらリアブレーキを緩める

この型を“ルーティン化”することで、焦らずスムーズに対応できます!

【4. 渋滞中は「前車との車間」こそ最大の武器】

  • 車間が近すぎると頻繁に止まって発進が増え、神経を使う

  • 少しゆとりを持つことで、**クラッチを切らずに“じわーっと進む”**ことも可能

  • ギクシャクしない走りが、後続車とのトラブル防止にもつながります

【5. “とろとろ進行”はむしろ練習のチャンス!】

  • 繰り返すうちに半クラの感覚が身につく

  • 上達のコツは「一つ一つの操作を確認しながらやること」

  • 怖がらず、課題に向き合えば坂道の渋滞も“こなせる場”に変わる!

【まとめ】

とろとろ渋滞の上り坂は、焦らず・丁寧に・一定の操作で。
リアブレーキと半クラを味方につければ、**「後退もエンストも怖くない」**走りができます!

今は怖くても、ポイントを押さえて練習すれば、必ず慣れてきます。
「上り坂のとろとろ渋滞?もう大丈夫!」と言えるようになりましょう!もとゆき

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