大型二輪免許または普通二輪免許を取得した際には、初心運転者の期間が1年間設けられます。
この初心運転者期間中に、該当する免許の車種を運転している際に、3点(合計で3点以上)以上の違反行為や交通事故を起こしてしまうと、初心運転者講習の対象となってしまいます。
こちらでは、初心運転者講習を受講せずに済む方法をご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
お手伝いできることがあれば幸いです。
気をつけたい違反
違反や事故を回避すれば、初心運転者講習を受講する必要は当然ありません。
したがって、違反や事故を避けることは、初心運転者講習を受けずに済むための最も重要な対策となります。
具体的にどのような違反が多いのでしょうか?
大型二輪と普通二輪の両方で気を付けなければならないのは、スピード違反です。
初心ライダーの中で最も多い違反は、圧倒的にスピード違反です。
なぜスピード違反が多いのでしょうか?
大型二輪の場合、興味心からくる気の緩みによることが考えられます。
どれくらいの速度が出るのか、どれくらいの加速が可能なのか、という好奇心も影響していると思われます。
普通二輪の場合も、興味心からくるスピード違反があるかもしれませんが、バイクや学校に遅れるといった理由も、指導員時代によく耳にする言い訳でした。
ライダーがバイクをどのような目的で使用するかによって違いはありますが、速度超過に関する違反は共通して問題となっています。
対象車種に乗らない
2つ目の方法は、これは違うアプローチかもしれませんが、対象車種のバイクに乗らないという方法です!バイクに乗らなければ、違反や事故のリスクも回避できます。
これにより、初心運転者講習を受ける必要性を確実に排除することができます。
もちろん、この方法を選ぶと免許を取得したにもかかわらず、バイクに乗れないというデメリットがあります。
しかし、逆に違反を犯してしまい2点の違反点数を受けたり、初心運転者講習の対象となる3点の違反点数にリーチとなってしまった場合、バイクに乗ることを控えるかどうかを検討することも一つの選択肢です。
また、大型二輪車の初心運転者期間の場合は、普通二輪車で違反を犯しても初心運転者講習の対象にはなりません。
同様に、四輪車で違反をしても対象にはなりません。
普通二輪車の初心運転者期間においても、原付バイクや四輪車を運転中に違反を犯しても講習の対象にはなりません。
したがって、初心運転者講習の対象となることを避けたい場合、他の乗り物を利用できる場合はそちらを選択するのも一つの方法です。
それとも、我慢してバイクには乗らないというのも一つのアプローチです。
さいごに
初心運転者講習を受けないための方法についてお伝えしました。
スピード違反への注意と、指定された車種以外の車を使用しないことが、重要な対策となります。
これまでに初心運転者講習を受けず、再試験を受けて免許が取り消しとなったライダーを多く目にしてきました。
努力の末に得た免許を大切にしたいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき