なんと23年間もの間、無事故かつ無違反で運転することができました。
事故については、自分がどれだけ注意していても、他人のミスによって事故が発生することがあると痛感しています。
無事故である要因については、幸運も大いに影響していると感じますが、それだけでなく自分の注意深い運転や適切な判断も寄与しているのではないかと思います。
もちろん、事故を未然に防ぐためには様々なことに気を配っています。
しかしながら、他人のミスをどれだけカバーできるかは、どうしても運の要素が強いと思います。
一方、違反については断言できることは、それが自身のミスによるものであるということです。
自分自身の判断や行動が原因であるため、その責任を全うする必要があります。
私が現在、違反を避けるために心がけていることについて、ご紹介させていただきます。ぜひお時間いただければ幸いです。
スピード
最も多く取り締まられているのは、スピード違反です。
この取り締まり現場には、私もよく遭遇します。
スピードの調節はライダー自身の意志に委ねられています。
そのため、アクセルコントロールをしっかりと保持することは重要です。
しかし、中には法律を勝手に都合よく解釈しようとするケースも見受けられます。
例えば、「この道は幅が広いから、プラス10キロまでは問題ないだろう」といった風に、自分なりにルールを変えてしまうことがあります。
しかしこのような自己解釈による行動は慎むべきです。
歩行者や自転車が少ないからといって、プラス10キロの制限速度を安易に超えてしまうことは、他の人の安全を脅かす可能性があります。
さらに問題なのは、プラス10キロが次第にプラス15キロや20キロに広がってしまうことです。
これは許容範囲を越えてしまう行動であり、取り締まりの対象となる可能性が高くなります。
私たちは皆、法を守る責任があります。
例えばわずか8キロオーバーでもスピード違反で罰金を課せられるケースが多々あります。
自分だけの都合でルールを変えるのではなく、法律を尊重し、他の人々の安全を考えて行動することが大切です。
黄色信号
信号無視に関しては、多くの人々が赤信号を思い浮かべる傾向があるかと思いますが、実際は黄色信号についても基本的には停止が求められています。つまり、黄色信号でも停止せずに進行すると、信号無視とみなされて罰金を課せられる可能性があります。
このような場面では時折、警察との論争が生じることもあります。
こうした状況も、何気なく自身の中で習慣化されたルールに起因することがあります。
初めは黄色信号でも忠実に停止していた人でも、時間の経過とともに許容範囲が広がっていく傾向が強いようです。
私自身は、黄色信号の際にアクセルを踏み込むことはほとんどありませんが、周囲の車線ではしばしば加速して黄色信号を駆け抜ける光景を目にします。
標識をよく見る
標識に対する私の注意喚起について、具体的な状況を挙げてみましょう。
たとえば、右折が厳禁されている交差点において、私が留意していることは次の通りです。
まず、標識を見逃さないようにすることです。
私たちは日常の移動中に急がしさや他の要因で、時に標識を見落としてしまうことがあります。
このような状況下で、うっかり右折してしまうことを避けるために、標識を確認する習慣を心がけています。
さらに、特に留意すべきポイントとして、補助標識で時間帯や特定の車種に規制があるかどうかを確認することが挙げられます。
ただし、これらの補助標識には数字や文字が小さく表示されていることがあり、そのため見逃してしまう可能性があります。
この点においては、情報を見落とさないようにする工夫が必要です。
特に慎重になるべき場面は、新しい場所での運転やツーリングの際です。
道路が不慣れな状況で、速度を出しているときに標識の情報をしっかりと確認するのは容易ではありません。
このため、道に集中しながら標識を見逃さないように心掛けています。
私の対策としては、標識の確認が不十分な場合、無理に右折をせずにまっすぐ進むことです。
もちろん、この選択によりわずかな時間の損失が生じることもありますが、その方が後々のトラブルや危険を回避する助けになります。
必要ならば、後でUターンを行って戻ってくることで、大きなロスを抑えつつ正しい道を通ることができます。
最終的に、標識を無視して右折することは、一時的な利益を求めるよりも危険であることを忘れてはなりません。
こうした場面では、警察官が検問や取り締まりを行っている可能性もあるため、慎重な選択が重要です。
安全運転の一環として、標識の情報を見逃さず、適切な判断を行うことが大切です。
さいごに
昔から伝えられている格言に、「違反の先に事故が待っている」という言葉があります。
この言葉のお陰で、私は違反を犯さないよう意識することができています。
事故を起こしてから後悔したくない一方、バイク乗りとしての楽しみを長く続けるために、今後も速度、信号、標識に細心の注意を払いながら運転したいと思います。
安全運転を心がけ、自身も他の道路利用者も危険から守ることが大切です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき