バイク通勤をしている方へ!突然の雨に注意!転倒につながる行動4選
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ツーリングの機会は減ったけど、コロナの影響もありバイク通勤の機会が増えた方は多いのではないでしょうか?

実は、自分自身のことを言っているのですが、バイク通勤をしていると突然の雨に襲われることがあります。

バイク通勤の場合は、朝の天候と帰宅するときの夜の天候が変わることがよくあります。

時間が長いので天候が変わることは仕方がありませんが、

ゲリラ豪雨などに遭遇したら一瞬の間にずぶ濡れになってしまいます。

前置きが長くなりましたが、さっそく雨で転倒しないために、わたしが行っているたった1つの対策をお伝えさせていただきます。

雨で転倒しないための対策はたった1つ いつもより速度を落とすこと!

これだけです!!

これを徹底してきたので25年間雨で転倒することはありませんでした。

では、雨の日に速度が速いとなぜ?転倒に繋がることになるのか?

4つの行動をお伝えします。

急ブレーキ、急ハンドル

飛び出し等が発生したときに、晴れなら転倒せずに止まれていた場面でも、路面が濡れていることでスリップして転倒につながることがあります。 

タイヤのロックを防ぐABSブレーキ装置がついていても、止まることが出来ない!となって急ハンドルを切ることでバランスを崩して転倒することがあります。

だから、急ブレーキや急ハンドルにならないように雨で路面が濡れている場合は、晴れの日よりよりも速度を落としておく必要があります。

バンクさせる

バイクはカーブや交差点を曲がるときに、車体を傾ける(バンク)必要があります。

晴れで路面が乾いている場合は、深くバンクさせてもスリップすることなく曲がることが出来ても、

雨で路面が濡れているとスリップをして転倒してしまう場合があります。

実はバイクのタイヤが地面と設置している面積はおおよそハガキ1枚分で、ハガキ2枚分しか地面と設置していないことになります。

設置面積が少ない状態で、路面が滑りやすいのに深くバンクさせることでタイヤのグリップを失いスリップする可能性が高くなります。

雨の日も晴れの日と同じ速度でカーブを曲がっていたらバンク角は同じになるので、

雨の日は意識してカーブ手前で速度を落として、深いバンクにならないように調整する必要があります。

水たまりを通過

雨が降るとみずたまりが出来ますが、その上を通るときに気をつけないといけない事は、タイヤの残り溝が少ないと最悪スリップをしてしまうという事です。

タイヤの溝は路面の水をタイヤの外側に排水することで、タイヤと地面をグリップさせる役割があります。

だから、残り溝が少ないとタイヤが水の上に乗ってしまい、スリップしてコントロール不能となり転倒する危険性があります。

残り溝を確認することが大切です。

タイヤ側面についているスリップサインを確認をすれば良いのですが、確認方法がわからない場合は必ずショップで確認してもらうようにしましょう。

また、残り溝があったとしても水たまりの上を速い速度で通過すると、排水が間に合わずタイヤが水の上に乗ってしまうことがあります。

残り溝があったとしても雨の日は速度を落としておくことが大切です。

視界が悪いまま走行

バイクは車のようにワイパーがなく、水滴がシールドにつくので視界がとても悪くなります。

シールドのコーティング剤もありますが、完全に視界をクリアにすることは出来ません。

だから、速度を落として視界が確保できるようにする必要があります。

夜間は路面状況が見えにくくなるので、水たまりや障害物の発見が遅れる可能性が高くなります。

特にマンホールが注意。

路面が濡れていると路面と同色になるので発見しにくいからです。 

また、雨上がりの時にも注意することがあります。

指導員をしているときに、教習生の方から聞いたことですが、

夜間、雨上がり走行中に前車のブレーキランプを見てブレーキを握ったら、たまたまその場所がマンホールの上で転倒されたそうです。

道路は乾いていたので安心していたら、よく見るとマンホール上はまだ濡れていたようでした。

雨が上がっていても気をつける必要がある事を逆に教えてもらうことになりました。

さいごに

速度を落とすことで4つの場面での転倒リスクを減らすことが出来きます。

これは、わたしが20年以上実行してきた事なので自信を持って伝えることが出来ます。

ただし、実行するためのポイントは、雨が降らないと思っていて、

雨に降られたときは雨具がないため、濡れたくない、早く帰りたいという気持ちが強くなり、知らない間にアクセルを回してしまうことが危険です。

だから、ずぶ濡れ覚悟で速度を落として走行するか、雨宿りをして様子を見るか、どちらかを必ず決めて走行することが大切です。

悩みながら運転すると集中出来なくなるからです。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき

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