夏にバイク教習を受けることを考えている方はたくさんおられると思います。
わたしは教習所で指導員を20年間していましたが、冬よりも夏のほうがバイクの教習生さんは多かった印象があります。
当然ですが、バイク教習ではヘルメットを使うことになります。
ヘルメットも、自分で用意をしたヘルメット、教習所の貸出用ヘルメットのどちらかを使うことになります。
どちらを使うにせよ、知っておいて欲しいことは、夏のバイク教習中は尋常ではないくらいの汗をかくことです。
『それは言い過ぎでしょう』と思われるかも知れませんが、最近の地球温暖化による気温上昇の影響で、10年前と比較しても高温になる日が多い状況です。
また、バイク教習の中で指導員の説明を聞くことが多く、バイクが止まっている時間が多いので、走行中の風があたりません。
つまり、身体付近の熱がこもるような形になります。
それと、バイクにまたがっているときにはエンジンからの熱気もあるので、本当に尋常ではない暑さとなってしまうのです。
今回の記事は、夏のバイク教習の暑さ対策のひとつとしてインナーキャップの使用をおすすめする内容となります。
興味がございましたら少しだけお付き合いください。
3つの理由をお伝えしていきます。
1、汗が垂れない
インナーキャップを使う1番のメリットは、ヘルメット内からだらだらと汗が垂れないことです。
汗が垂れてくると本当に気持ち悪いです。
自分の汗がポタポタとガソリンタンクの上に落ちたりします。
また、その汗をふき取るにしても、バイク教習中にハンカチなどをポケットから取り出すことも難しいので、グローブでふき取るか流れる汗を放置するしかないのです。
ちなみに、グローブではうまく汗が吸収できず、結果として汗をふき取れないので、今度はイライラしたりしてしまいます。
そのような状況で、バイクの教習に集中するのは、正直難しいというか厳しいですよね。
2、髪型が変な形にならない
髪型については、男性も女性も気にするところですよね。教習を終えてから、買い物に行くなどの予定があれば、当然髪型も気になるものです。
ヘルメットをかぶるので、髪のボリュームは抑えつけられることになります。
インナーキャップを使うことで、ヘルメットを脱いだあとに髪型が変な形になることを防いでくれる効果があります。
3、消臭対策
3つ目は、ヘルメット内の消臭効果に一役買ってくれることです。
特に教習所の貸出しヘルメットを使うときには、どうしても臭いが気になるものです。
臭いがつくことをインナーキャップが防いでくれる効果があります。
それと、自前のヘルメットでもヘルメット内のインナーが汗だくになると、すぐに汗くさ~いにおいがついてしまいます。
自分の臭いなので気にならないという方はよいですが、家族や友達から異臭がすると言われたら、結構ショックを受けますよね。
ヘルメットのインナーは取り外して洗濯できるものが多いですが、汗の臭いは1度つくとなかなか取れないです。
さいごに
わたしが勤務していた教習所では、貸出のヘルメットを使うときには、必ずインナーキャップ(バンダナ、タオルを含む)を使ってもらうようにお願いをしていました。
教習生さんがインナーキャップを忘れた場合は、紙のインナーキャップを購入してもらっていましたので、貸出ヘルメットの質を保つためインナーキャップの使用を徹底していました。
これは推測になりますが、多くの教習所で貸出ヘルメットを使うときには、インナーキャップの使用をお願いしていると思います。
個人的には汗がだらだらと頭から流れでると気持ち悪くて、教習に集中できなくなるので必要なアイテムだと感じています。
それから、バイク教習が終わってからも使うことができるのでコスパは高いと思います。
今回の内容が内容が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき