楽しくツーリングをしていると、
ツーリングの途中でトラブルが発生することもあります。
楽しくツーリング出来る場合が大半ですが、時にトラブルで困ることがあります。
バイクのトラブルも色々ありますが、30年間バイクに乗ってきた体験や人から聞いたことから、ツーリングで持っておきたい工具をお伝えします。
よろしければお付き合いください。
結論 ミラーを調整できる工具(スパナ)
早速、ツーリングで持っておきたい工具をお伝えします!それは、ミラーの締め付けができるスパナという工具です。ちょっと大げさかも知れませんが、ツーリングの必需品だとも思っています。なぜ?この工具が必要なのか?と言いますと、ツーリングの最中にミラーが緩むことがあるからです。ミラーが緩んでしまうと手で締め付けて元通りにすることはできません。
工具を使わないとミラーの角度の調整ができないのです。ツーリングでミラーが緩む原因は、この後お伝えしますので、まずは、バイクのシート下などに車載工具が積まれているかを確認してみてください。多くのバイクには車載工具と呼ばれるものが用意されています。がっつりと整備する用というよりかは、緊急時に使う用の工具だと思っていただければよいです。ただし、車載工具が積まれていない場合もあります。だから、まずは車載工具の『ある?なし?』を確認してみてください。車載工具が積まれていることを確認したら、下記の写真を参考にしていただきスパナを取り出して、1度ミラーを取り外してみて、また取り付けるという作業をしてみてください。1度でもやっておくと実際に使うときに焦らず行うことができますよ。
理由 ヘルメットをかけたとき
なぜ?ミラーが緩んでしまうのか?についての2つの理由をお伝えします。1つ目は、ミラーにヘルメットをかけたときです。ツーリングに限らずですが、バイクから降りて休憩するときにヘルメットをミラーにかけている光景を見ることはありませんか?
若しくは、普段そうしていると言われる方もおられると思います。ヘルメットの重さでミラーが緩んでしまうことがあります。それと、ミラーにヘルメットをかけたり、取ったりするときにヘルメットがミラーに当たってしまい、それが原因でミラーが緩んでしまうことがあります。ヘルメットが原因でミラーが緩んでしまったケースをよく見ることがあります。
理由 誰かが当たったとき
もう1つは、ツーリング先でバイクを停めて食事などの休憩をしていて、他のライダーや観光客がバイクの横を通るときに、肩や腕がミラーに当たってしまいその影響でミラーが緩んでしまう場合があります。バイクの駐車スペースが十分に確保されていない場合は、バイク自体の間隔が狭くなってしまうので、ミラーに身体が当たってしまう可能性が高くなります。誰かがミラーに当たることを防ぐことは、現実的には難しいのでミラーが緩んだときのための工具の積載は必須だと思っています。
理由 後方確認ができないと危険
工具がなくてミラーを取り外して走行したり、全然後方が見えない角度のまま走行したらどのような影響があるのか?両方のミラーが同時に緩むことは考えにくいので、後方の状況をまったく確認できなくなることはないです。片方のミラーで確認はできます。ただし、片方のミラーがない周辺は死角となっているので、自分で首を振って確認することをしないと、他車との接触につながります。そもそもヒヤヒヤしながらツーリングしても楽しむことなど出来ず、疲れるだけです。工具があれば、このような思いをせずにすぐに調整ができるわけです。だから、ミラー調整ができるスパナは必ず積んでおきたい工具だと思っています。
助けてあげる
ツーリングしているメンバーやツーリング先でミラーの緩みで困っているライダーがいたら、サイズがあえば助けてあげることも出来ます。困っているライダーからしたら、救世主の扱いでヒーローになれます。1度、ミラーの調整を練習しておくことで、さらっと調整してあげることができたら、めちゃくちゃカッコイイですよね。
さいごに
約30年バイクに乗ってきた中で、幸い大きなバイクトラブルに見舞われたことはありませんでした。ただ、今回ご紹介させていただきました『ミラーの緩み』のトラブルについては、何度も体験してきたトラブルでした。ミラーが正しく調整されていないと後方が見えないことはあたり前ですが、これを実際に体験すると不便ですし、危険を感じます。工具さえあれば誰でも簡単に解決することが出来ますので、ミラーを調整できる工具が車載されているか?のかを、ぜひ、ご確認いただくことをおすすめします。最後までお読みいただきありがとうございました。今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき