バイクを運転するときに、バイク用ブーツよりもスニーカーの方が運転しやすいのでは?と思われている方に、バイク歴30年の経験から感じたことをお伝えさせていただきます。
よろしければお付き合いください。
結論 バイク用ブーツの方が運転しやすい
30年のバイク経験の中で、色々な靴でバイクを運転してきましたが、バイク用のブーツ(シューズ)で操作する方が、格段に運転しやすいというのが、わたしの答えです。
もちろん、個人の感想になりますが、メリットに感じる部分をお伝えさせていただきます。
足が痛くならない
スニーカーだとどうしても生地が薄いため、変速するときに左足の甲が痛くなることがあります。
これは、指導員をしていたときに教習生さんからよく言われることがありました。
バイク用ブーツの場合、変速する部分の生地を厚くしていることが多く、変速しても左足の甲が痛くなりにくいです。
わたしは痛さを感じたことはありません。
痛さを感じてしまうと、そもそもバイクを運転することに楽しさを感じることは出来ませんし、痛さのため変速するときに力を入れることが出来ず、
1速から2速へ上げる途中でN(ニュートラル)に入ってしまい、大きなエンジンを聞いて怖い思いをしていた教習生さんを見ることがありました。
費用対効果が高い
バイク用ブーツやシューズは、スニーカーと比べると価格が高いので、購入をためらう方もおられると思います。
実は、わたしもそう感じていました。
ところが、バイク用ブーツは頑丈に出来ているので、通常の使用で簡単に生地が破れたり、靴底がはがれることはありませんでした。
わたしが使用しているブーツは、傷みはありますが20年間使用することが出来ています。
黒のオーソドックスなブーツを購入したおかげで、一応遠目から見れば古さを感じることはない!と勝手に思っています。(個人の感想です。。。)
20年間で考えたときに、スニーカーだったら何足?必要だったのか?を考えると皆目見当もつきませんね。
転倒したときに足を守ってくれる
バイク用ブーツの種類にもよりますが、ロングタイプのブーツであれば足首をすべてカバーしてくれますので、転倒して地面に足が接地してもブーツが犠牲となり、足を保護してくれます。
経験がありますので、ご紹介させていただきます。
指導員時代にバイクの練習をしていて、転倒することがありました。
指導員の競技会に出場するため、かなりハードな練習をしていたので、おもいっきり転倒することがありました。
数えきれないくらい転倒しましたが、バイク用ブーツのおかげで足のケガをすることはありませんでした。
ただ、ブーツは傷だらけになってしまい、同じ箇所を地面に接地したため、破れてきたことがあり、ブーツを修理してもらった経験もあります。
しかし、バイク用ブーツのおかげで1度も足に大きなケガをすることはありませんでした。
これは、本当にブーツのおかげだと声を大にして言えることです。
公道で頻繁に転倒することは無いと思いますが、万が一のことを考えるとやっぱりスニーカーより、バイク用ブーツが良いです。
さいごに
スニーカーで操作に慣れているとバイク用ブーツは操作がしにくいように見えるかも知れませんが、慣れるとバイク用ブーツの方が運転しやすいです。
やはり大きな理由としては、変速するときの安心感です。
生地の薄いスニーカーで変速をしたときに、左足の甲に痛みを感じてしまうと運転の楽しさが半減してしまいます。
それと、バイク用ブーツの靴底はすべりにくいようになっているので、信号待ちなどで足を地面に接地するときも安心感があります。
今回の内容がバイク用ブーツに関心はあるけど、購入に踏ん切りがつかないと思われている方の参考になりましたらうれしいです。
個人的な感想ですが、クシタニのブーツは最高です。
よろしければ下記、ご参照ください。