ライダーのみなさん!
バイクに乗っていて交差点を直進するときに対向の右折車が急に曲がって来て”危うく事故”になりかけた経験はありませんか?
私は大型二輪車で60km/hの速度で交差点を直進している時に突然、対向の右折車が曲がってきて、急ブレーキを掛けてなんとか衝突を回避したことがあります。
対向の四輪車のドライバーは60~70歳代のドライバーでした。
対向車はまったく停止する気はなくそのまま通り過ぎていきました。
私も少し目を離した時に対向車が曲がってきていたので、パニックブレーキになり前輪タイヤがロックして白煙が出ていました。
なんとかブレーキを少し緩めてロックを解除させることが出来たので、転倒を防ぐことが出来ました。
本当に危機一髪でした。
実は右直事故は二輪事故で2番目に多い事故となっています。
二輪事故の特徴 「見落とし」に注意!
1、バイクは遠くに見られている?
皆さんは前を走っている車との距離が瞬時に何メートルの間隔なのかを言い当てることができますか?
大雑把に言うことはできると思いますが、正確な数値を言い当てるのはかなり難しいと思います。
運転時に他車との距離を計る時に車の大きさが影響していると考えます。
トラックやバスなどの車体の大きい車は近くに見える傾向があって、バイクや自転車などの小さい車は遠くに見える傾向があると思います。
バイクに乗ったことのない四輪ドライバーが二輪車を正面から見たときに、大型バイクなのか?中型バイクなのか?ひょっとしたら原付バイクなのか?見分けが付いていない人は多いと思います。
これは、対向車の四輪ドライバーに限定しているだけではなく、道路を横断しようとしている高齢者の方や子供にも言えることができると思います。
バイクに乗っているからCB1300の加速が凄いとか、R1の加速が凄いことが分かるのではないでしょうか?
話が少し変わりますがチーターやライオンなどの動物には距離を計測して獲物を捕らえることが出来るようになっていることを聞きました。
チーターの瞬間最高速度は100km/h~120km/hも速度を出すことが出来るみたいです。
人間はどうでしょうか?有名なウサイン・ボルトでも45km/hが最高速度のようです。
人間も高速で走ることができればチーターのような距離を測ることが出来たのかも知れません。
話がそれましたがライダーは誰からも遠くに見られていると思っていることがとても大切だと思います。
特にライダーの周りにバスやトラックがいると比較されてしまいバイクが遠くにいるように感じてしまうので注意が必要です。
2、バス、トラックなどの大型車に注意!
二輪車で交差点を直進するときに前にいる車がバスやトラック、最近多いアルファードなどのワゴン車が走行している時が最も注意が必要な場面となります。
その理由は、前車の大きい車のせいで対向車から自分のバイクが見えなくなってしまうからです。
そのまま交差点に入ると危険ですので対応が必要になります。
私が行っている対応はバイクの走行位置を右寄りいっぱいにします。
中央線がある場合は中央線ぎりぎりまで寄せます。そして対向右折車に自分のバイクを見せるようにして交差点に進入をしていきます。
いつもこの方法で通行していますが危険になったことはありません!
点灯しているバイクのライトも対向車に見られて初めて効果があるのではないでしょうか?
教習所では左寄り走行を習った方が多いと思いますが、あくまでも基本の走行位置のことですので絶対ではありません。
常に左寄り走行をしているほうが危険性が高まると感じています。
バイク事故防止のために是非、ご検討ください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回も内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき
万が一のためにプロテクターの装着も考えるべきだと思います。
よろしければ下記、ご参考にしてください。