こんにちは。元教習指導員のmotoです。いつもブログを読んでいただきましてありがとうございます。この『バイクと車のわがままブログ』をはじめて2年が経ちました。はずかしながら読書もしたことがないわたしがブログに挑戦しました。その理由は、自分が持っているバイクの知識、経験を少しでも役立てることができればという願いからはじめました。この願いというのは指導員をしていた時から、モヤモヤしているものがありました。バイク免許を取るまでは、教習所で知らないことを習い聞くことができますが、免許取得後はバイクに関する情報を自分で調べるしかなく、疑問があったところで卒業した教習所に簡単に聞くことは出来ないです。しかも、教習所での教習カリキュラムには時間的な制限と実施する内容が固定されているので、指導員が経験したことを伝えるには、あまりにも時間が足りないのが現状です。今も付き合いのある指導員がいますが、現在もカリキュラムはまったく変更されていないということを聞きました。わたしは本当にバイクが好きで人生の半分以上をバイクと過ごしています。ちなみに奥さんよりもバイクの付き合いの方が長いです笑ガレージでバイクの横にベッドを置いて寝たらいいのにと真顔で言われたこともあります笑その大好きなバイクで事故をしてしまう話を聞くと本当にかなしいです。事故をしたとツイッターで投稿を見るたびに切なくなります。それと、事故にあった本人だけではなくその人の家族や友達のことも目に浮かんできます。20年間、指導員をしていた中で卒業生が事故を起こして、生活が大きく変わることになってしまったり、悲しいことですが事故で亡くなった方も見てきました。バイクで事故をしても『自分だけの問題だ!ほっといてくれ!』と思っているライダーはいないと願いますが、残された家族、友人は本当につらい思いをします。下半身不随になったことを伝えないといけない家族の悩みを、教習に来てくれていた弟さんから聞いたことがあります。弟さんはお兄さんのすすめでバイク免許を取りにきていました。そのお兄さんが、バイク通勤途中に事故にあってしまったのです。事故をしたお兄さんは、大けがをしていると思っておらず、『治ったらツーリングに行こうな!』と言って、弟さんに免許取得がんばれと言うそうです。お兄さんに症状のことを伝えようとしても、言い出しにくくしている家族に対してお医者さんは『早く伝えてあげないと、ショックが大きくなるよ』と言われて、どんな顔をしてお兄さんに伝えたらいいか?凄く凄く悩んでいると話をしてくれたことがありました。ケガをした本人もつらいですが、家族はもっとつらい思いをすることがあります。わたしが大好きなバイクでこんなつらい思いをしてほしくない!これが、『40代後半を向かえて自分の経験が役立つことが出来ないか?』と考えたときに思いついたのがブログでの情報発信でした。2年間でわたしの想像以上に、多くの方にお読みいただいて、ツイッターで参考になったと言っていただくことで次へのモチベーショにつながっています。お金を目的にしていませんが、収益も発生しているので正直驚いていますし、うれしい部分でもあります。お金のために書くことになってしまっては、本来の目的と違うことになりますので、経験を活かした役立つ記事を書くという目的を忘れないようにしていきます。数えてみれば400記事を越えましたが、まだまだ書きたいことはいっぱいあります。よろしければこれからもお付き合いください。もとゆき