
秋はバイク免許を取得するのに適している季節です。
その理由は、気候がよく適温の環境で受講が出来ることです。
7月、8月はバイクシーズンと昔から言われていますが、
近年の暑さではバイク教習を行うことは、かなり過酷な環境となっています。
(教習所も熱中症対策で昼間はバイク教習を中止しているところが多いです)
それと秋は、教習所が閑散期となり比較的予約が取りやすいことが
あげられます(2021年は例外で全国的に予約が取りにくい傾向となっていますw)
今回は秋に教習を受ける際の服装について、快適に教習を受けるためのアドバイスをお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
結論 長袖Tシャツと上着の組み合わせ
早速、結論ですが長袖Tシャツと上着をはおるという組み合わせがよいです。
バイク教習では、転倒したときのケガの防止を考えて長袖、長ズボンが必須となっています。
秋は気候がよいといっても、日によって気温差がかなり違うことがあります。
特に日中は気温が上がりやすく、日が落ちると気温が一気に下がることがよくあります。
10度くらいの温度差はよくあることです。
運動会でも朝は寒いので服を着こんでいったけど、昼には気温が上がり暑くなって半そでになったという経験はないでしょうか?(わたしはよくありました)
家を出て教習所に行くまでに気温が低いからと、厚着をしていったら教習中に暑くて大汗をかいてしまうことがあります。
そこで、上着を脱いで温度の調節をすることをおすすめします。
インナーに長袖Tシャツを着ていたら、薄手の服でも教習を行うことは可能です。
わたしは教習所で指導していた経験があるのですが、
教習をしていたときに気温が上がって、大汗をかいて顔を真っ赤にした教習生が『上着を脱いでもいいですか?』と言って、上着を脱いだら半そでのTシャツだったので、また上着をきてもらったなんてことが実はよくありましたw
プロテクターの兼ね合い
バイクの教習では、転倒や事故によるケガの防止のために、ひじ、ひざ、胸のプロテクターを必ず装着することになっています。
実は、このプロテクターを着けることでかなり暑さを感じることになりますw
その理由ですが、かなり風通しが悪くなることで厚着をしていると、
暑さを感じることになってしまいます。
わたしも初めて胸プロテクターをつけたときには、厚着をしていたこともあり、大汗をかいたことを覚えています。

走行していても風が胸に当たる感覚はありません。
冬の寒いときには、保温?効果は間違いなく高くなるので、冬は良いということは
間違いありませんが、他の季節では暑さを感じることの方が多いかも知れませんね。
ひじやひざのプロテクターについては、覆う面積が少ないので暑さに影響する部分は少ないですが、
胸プロテクターに関しては、身体の覆う面積が多いので、体感温度にかなりの影響を受けることになります。
天気の良い秋の昼間であれば、長袖Tシャツに胸プロテクターをつけることで
ちょうど良い体感温度になると思います。
指導していたときに、そのようにして温度調節をしている方を見かけることがよくありました。
さいごに
バイクの教習で汗が出るほど暑くなるのか?と思われるかも知れませんが、実は結構知らない間に身体を動かしているので、気が付くと汗をかいていることがよくあります。
冬でも汗をかくことがあるくらいなので、秋の昼間であれば少し厚着をしているだけでもかなり暑くなることがあります。
また、胸プロテクターを着けていることで、走行していても風が通りにくいので厚着+プロテクターでますます保温?効果が高くなってしまいます。
せっかく、季節のよい秋に教習を受けるのに1人だけ夏のような暑さを感じて、大汗をかきながら教習をしても、教習の効果は下がりますし、なにより楽しくバイクに乗ることができません。

なので、今回おすすめしたインナーに長袖Tシャツを着て、上着をはおるという提案を参考にしていただきまして、
秋のバイク教習を快適に受けることが出来ましたら幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき