暑い夏でもバイクを楽しみたいと考えるライダーさんはたくさんおられると思います。
わたしもその1人です。
少しでも快適に夏バイクを楽しむ方法はないか?を考えている中、最近、街中でも見る機会がとても多くなった空調服に目がとまりました。
同じように気になっているライダーさんも多いかも知れません。
早速、ネットで調べてみると1万円以内でたくさん販売されていたので、購入をしてみました。
今回は、空調服の実際に使用してみた素直な感想をお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
ベタつかない
早速、空調服の使用感想をお伝えしますと、わたしが購入した商品はベストタイプの物になります。
空調服に取り付けられている小型ファンがベスト内に風を流してくれるおかげで、汗で身体にベタ~と服が密着することがないので、不快感はなく快適さを感じることができました。
背中から首筋にかけて風が抜けていきます。
汗をかいてもすぐに乾くことは知ってはいましたが、想像以上の効果を感じました。
背中から首筋に風が流れるおかげで、服が背中にべた付かないので、日光があたる暑さの中でも少し快適さを感じることが出来ました。
空調服を考えた方は『凄い』と素直に思いました。
使用していたときは気温が35度もあったためなのか?空調服を使用していても正直、涼しさを感じることはなかったです。
ただ、日陰に入ると少し涼しさを感じることが出来ました。
過度な期待は禁物です。
信号待ちや渋滞で効果を発揮
バイクで空調服の効果が発揮できるのは、信号待ちや渋滞です。
走行しているときは風が身体にあたるために、ぬるい風があたることにはなりますが、少しは暑さを緩和することができます。
ところが、停止しているときには、ほぼ風が身体にあたることはないため、暑さを急激に感じるとともに、不快感も上がることになります。
それから、バイク自体の熱や道路上の熱も加わることになるので、かなりの暑さを感じることになります。
このシーンで空調服は効果を発揮してくれます。
あまりに期待することはよくないですが、無風の状態から身体の中で風が流れるだけでも心地良さを感じることが出来ました。
通勤や通学で渋滞する場面が多いというライダーさんには、空調服はおすすめできます!
整備でも使える
空調服の使用シーンとしては、バイクに乗るときに限らず、外で活動をするときにも使えますし、冷房のない場所でバイクを整備するときにも効果を発揮します。
わたしはガレージ内でバイクいじりをよくやりますが、冷房の設備はないので扇風機を使って毎年暑さ対策をしていました。
今年は扇風機と併用して空調服を使うことで、昨年よりも快適にバイクいじりをすることができるようになったと実感しています。
効果を発揮してくれています。
こんなことなら早く購入しておけばよかったと正直、後悔しています。
コスパがよい
空調服の購入を考えたときに、価格が高いのでは?と不安に思われる方も多いと思います。
価格についての感じ方は個人差があるとは思いますが、昨年に比べると価格が安くなったと感じています。
おそらくですが空調服の普及に伴って、製造コストが下がったことが1番の理由だと思っています。
普段の生活シーンで空調服を見る機会が昨年よりも確実に増えましたよね。
ちなみにわたしが購入したモデルは、フルセットで8,000円でした。
アマゾンのセールで購入したので、6,000円で購入することが出来ました。
本当に安く買うことができました。
セット内容は、ベスト、ファンが2つ、モバイルバッテリー1つとなっています。
この3つがあれば、空調服として使用することが出来ます。
わたしはベストタイプの服を選びましたが、長袖タイプやパーカータイプのような服もあります。
モバイルバッテリーを電源として使うタイプなら、お手持ちのモバイルバッテリーを使うことで、更に安価で空調服を利用できる可能性があります。
サイズについての注意点としては、服の中で空気が流れないと快適性を感じることができないので、通常着ている服よりも大き目のサイズを選ぶことをおすすめします。
空調服では、風を流すことで服がこんもりと膨張する形になりますが、この形にならないと空気を流す、循環させることができないので、かっこ悪いと思われるかも知れませんが、使用するうえで問題はありませんのでご注意ください。
さいごに
胸プロテクターを装着している場合でも、大きめのサイズを購入することで空調服を利用することが出来ます。
わたしはガレージ内でのバイク作業時をメインに使うことを考えて試しにベストタイプを購入しましたが、今後は、長袖タイプの購入も検討したいと思っています。
暑い夏でもバイクを楽しむためには、早朝の少し気温が低い時間帯に走るなどの対策はありますが、今回、お伝えさせていただきました空調服も夏バイクを楽しむための1つの対策に十分なることを確認することができました。
2023年にアイスベストと空調服を併用していますが、より快適になりました。
よろしければアイスベストの記事もご覧いただけますと幸いです。もとゆき