バイクの免許を取るためには、卒業検定(卒検)を受ける必要があります。
受検者の中には、完走しても不合格になる可能性があるのではないかと不安に感じている人もいるかもしれません。
本記事では、バイク卒検における完走後の不合格の可能性について解説します。
よろしければお付き合いください。
バイク卒検とは
バイク卒検とは、二輪車の運転免許を取得するために必要な試験です。
バイク卒検は、学科試験と技能検定の2つの試験で構成されています。
学科試験では、交通ルールや安全運転の知識などが問われます。
技能検定では、実際にバイクを運転し、安全な運転ができるかどうかが評価されます。
四輪免許を所持していれば、学科試験は免除となります。
完走しても不合格になることはあるのか?
バイク卒検において、完走したら不合格になることはほとんどありませんでした。
検定員を20年していた経験からの答えです。
仮に、技能検定で不合格となった場合でも、ほとんど再検定で合格することができます。
再検定では、不合格となった箇所の修正を行って、再度検定を受けることができます。
再検定の合格率は高く、しっかりと練習して臨めば、合格することができます。
不合格になる原因とは
バイク卒検において、不合格になる原因はいくつかあります。代表的な原因をいくつか挙げてみます。
交通ルールの違反
バイク卒検の路上試験では、交通ルールを守ることが重要です。
例えば、信号無視や一時停止違反などは、即、不合格となることがあります。
安全運転のできていないこと
技能検定では、安全運転が求められます。
例えば、車線変更や交差点での優先順位の確認など、安全に運転できていないと判断される場合は、不合格となることがあります。
技術不足
バイクの操作に不慣れであったり、バイクをコントロールする技術に不足がある場合は、路上試験で不合格となることがあります。
例えば、坂道発進や一本橋の通過など、特定の技術が求められる場面で不安定な運転をしてしまうと、不合格となることがあります。
さいごに
バイク卒検において、完走しても不合格になることはほとんどありません。
不合格になる原因としては、交通ルールの違反、安全運転のできていないこと、技術不足、不正行為などがあります。
しかし、これらの原因に対しても、試験前にしっかりと勉強して対策を講じることで、合格に近づくことができます。
バイク卒検は、自分自身が安全にバイクを運転できるかどうかを評価する試験です。
しっかりと準備をして、合格を目指しましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき