バイクでカーブを走行しているときに急にマンホールが出てきて怖~い思いをしたことはありませんか?
わたしはマンホールのせいで転倒したことはありませんが、スリップをして転倒しそうになったことは何度もあります。
ここでは、バイクでカーブを走行しているときのマンホールの危険性についてお伝えしたいと思います。
おおむね1分間くらいの内容です。
よろしければお付き合いください。
1、大怪我をした人がいました
少し前になりますがわたしが指導していた人でマンホールが原因で大怪我をした人がいました。
事故の概要は、仕事帰りの夜8時頃にバイクで帰宅をしている途中で事故は起きました。
その日の昼は雨が降っていましたが会社から出たときには、道路はすっかり乾いていて水溜りなどもない状態だったそうです。
次の日は仕事が休みだったので少し走ってから帰宅しようと思い、山道のカーブを走行しているときに前車のブレーキランプが光ったのを見て、ブレーキを掛けるといきなり転倒をしたそうです!
なぜ?転倒したのか?訳が分からず起き上がろうとしたら後続車のトラックが転倒しているバイクと知人を避けようとしたが、避けきれずにバイクと知人に接触していまいました。
右手に大怪我をしてバイクに乗ることが出来なくなりました。
2、マンホールが原因でした
転倒した原因はカーブでバイクを倒している状態でマンホールを通過中にブレーキを掛けたことが原因でした。知人は山道でテンションが上がり前車との車間距離は狭かったと言っていました。
前車との距離が近かったせいもあってマンホールの存在にも気付くことが出来なかったそうです。
マンホールがなければ転倒していなかったのかも知れませんが、車間距離を空けて走行していればマンホールの存在にも気付くことができたのかも知れません。
そう考えるとやはり車間距離を多くとることは四輪車よりもバイクの方がとても重要だと思います。
わたしはいつも車間距離を多くとっているので、後続車にゆっくり走っていると勘違いをされて追い越されることがよくありますが、前車の床下情報を早く発見して正確な判断をするためには仕方のないことだとあきらめています。
3、マンホールが濡れていたのです
知人が転倒したときは完全に雨は上がっていて道路の路面も乾燥していましたが、マンホール上は乾いていなくてまだ濡れていて滑りやすい状態だったことが、あとからの調査で分かったのです。
マンホール上が濡れていることが分かっていたら、転倒することが怖いので自然とバンク角も浅くなると思います。
ただ、夜間でバイクの暗いヘッドライトではマンホールの存在を知ることは出来ても、マンホール上が濡れているか?どうか?はなかなか見分けがつかないと思います。
一番よいのはカーブでマンホールを発見したときに走行位置を変えることができる余裕を持った速度で進入することが大切ではないでしょうか?
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき