自分の子供がバイクや車を運転するようになった時に、親としては事故を起こさないように願うのは普通のことだと思います。
当然ですよね。
最近、私は友人の車に乗る機会がありました。
その際、私と私の子供たちが一緒に乗りました。
その夜、子供たちが友人の運転が怖かったことを教えてくれました。
小学生の子供たちがはっきりとそう述べたのです。
ここでは、親の運転が子供に与える影響力についてお伝えしたいと思います。
約1分間の内容になります。ご一緒いただければ幸いです。
友人の運転は
わたしと比較すると、加速や減速の操作が荒いです。
ペダルを強く踏み込むという表現のほうが適切かもしれません。
カーブの速度は曲がる場所によって異なりますが、一般的にはわたしが曲がっている速度のほぼ2倍の速さで曲がっています。
正直、怖いので速度を落とすように言います。
言われた時は速度を落としますが、しばらくするとまた元の速度で曲がってしまいます。
慣れるというものは本当に怖いなと感じました。
友人には子供が2人いますが、車酔いがひどく、いつも薬を飲んでいます。
絶対ではありませんが、友人の荒い運転が車酔いに影響している可能性も考えられますね。
かわいそうです。
よく見ています
見えていないようでも、子供は親の運転をよく見ています。
今回、そのことを実感しました。
親ではなく大人の行動をよく見ているのかもしれません。
私の子供たちは友人の運転をよく見て、「なぜあんなに早い速度で曲がるの?」や「なぜ狭い道であんなに速度を出すの?」と私に尋ねてきます。
普段、私は四輪も二輪も安全運転を心がけていますが、子供たちに安全運転の重要性を語ったことはなく、上記のような質問をされたときには本当に驚きました。
子供たちは私の運転と他の運転とを比較しているのです。
意識を変える
「勉強しなさい!や自転車で速度を出したら危ない!」と簡単に注意をすることはありますが、その注意をした大人が自身が安全に運転をしていない場合、その言葉は子供にはまったく伝わらないような気がします。
むしろ、口やかましく言うよりも、態度(運転)で示すことで、子供たちにとっては説得力があるのかもしれません。
私は、道路を使って仕事をしているため、自分の職場と感じていますので、道路に落ちているゴミを拾っています。
別に自慢したいわけではありません。
その習慣から、家の周りでもゴミが落ちていたら拾います。
その行動を見ているのか?
子供たちも道路に落ちているゴミを拾います。(強要はしていません)
自分の子供でも他人の子供でも関係なく、見られている意識を持つことが、大人として、親として、非常に重要だと考えさせられました。
さいごに
子供に事故をしてほしくないという気持ちは誰もが持っています。
しかし、その気持ちを伝えるだけでなく、運転を通じて意識を共有することが重要だと痛感しています。
それは1日や2日で身につくものではなく、長い年月をかけて築き上げられます。
安全な運転を意識することは、自分自身にとってもプラスになるばかりでなく、周囲の子供たちにもプラスの影響を与えます。
そのため、実践することにはデメリットはありません。
今日から運転意識を改めてみましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき