おそらく、教習所でどれくらい頻繁にミラーを確認すべきか具体的に教わった方は少ないかもしれません。
さらに、教習中はミラーを見る余裕がない場合が多いと感じることもあるかもしれません。
ここでは、私の意見も含め、ミラーの使用頻度についてお伝えしたいと思います。
おおむね、1分に1回程度の頻度でミラーを確認することが望ましいです。
よろしければ、お付き合いください。
3秒に1回
現在、おおむね3秒に1回の割合でミラーを確認しています。
そんなに頻繁に確認する必要があるかもしれませんが、これまでの経験から3秒の間隔が自然に身についています。
10年前の私は3秒に1回ミラーを見ていませんでした。
では、現在の3秒に1回の確認頻度が増えた理由は何でしょうか?それは追突事故が増えたことが主な理由です。
引用元:内閣府HP https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r03kou_haku/zenbun/genkyo/h1/h1b1s1.html
交通事故の約半数は追突事故の状況ですので、自然と確認の回数も増えていったように感じます。
後方確認の頻度を増やすことで追突事故を防ぐことができるのでしょうか?『100%防止できます!』と言いたいところですが、100%の防止は難しいです。
ただ、対策をすることはできます。
よろしければ下記をどうぞ!
ライダーは特に注意
ライダーの方は免許取得のために教習所に通われていたと思いますが、その教習の中でミラーを見ることについて、ほとんど指導を受けていないのではないでしょうか?
その理由として、
- 指導員が横に同乗しているわけではないので、細かなアドバイスを受けることが難しいです。
- バイクは路上教習がないため、基本的に後ろを見る練習自体がないです。
また、私の四輪車には付いていませんが、最近の四輪車には後方から車両が近づいてくるとサイドミラーにランプが表示されてドライバーに教えてくれる機能が付いています。
つまり、嫌でも四輪車のドライバーはミラーを見ることになります。
しかし、バイクの場合はどうでしょうか?
私見ですが、ほとんどの方が具体的に教えてもらっていないと思います。
先進機能も現在のところありません。
純正のミラー自体が小さくて見えにくいため、冬は自分の腕がミラーに写ってしまうことがあります。
つまり、厚着をするため、ウエアによっては冬は見えにくくなることがあります。
二輪の教習でミラーを見ることをうるさく言われていたら、印象に残るかもしれません。
広く浅く
私は3秒に1回ミラーを見ていますが、基本的にはミラーをずっと見続けているわけではありません。
一瞬ミラーを見たら、すぐに前を見る感じです。
ミラーを見たときに確認していることは、まず車が後ろにいるかどうかです。
次に、車がいた場合は自車との車間距離がどれくらい空いているかを確認します。
距離が近いと感じた場合は、ドライバーをチェックします。
ドライバーがスマートフォンなどを操作していないか確認します。
もちろん、ずっとミラーを見ているわけではありません。
ミラー、前、ミラー、前という感じで、忙しく目を動かしています。
自分の周り360度の状況を把握するイメージで確認しています。
広く浅く見るイメージです。
最初は10秒に1回でも5秒に1回でも良いと思います。
習慣化することが大切です。
さいごに
そんなにミラーを見ていたら逆に前が危なくなるのでは?と指摘を受けそうですが、ミラーを頻繁に確認することで前車との車間距離を多く取るように心掛けています。
四輪車の自動ブレーキが全車標準装備されるまでには、まだ10年くらいかかると思いますので、5年以内に追突事故件数が劇的に減少することは考えられません。
当分、追突事故が多いという現実を考えると、ミラーで後続車を確認することは必要不可欠のように感じます。
事故に遭う可能性はあると思いますが、明らかに危険を感じた場合は対策を取ることができます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。。もとゆき