運転するときによく使う「みる」という言葉ですが
「みる」という言葉にも色々な意味があると思います。
ここでは「みる」についてお伝えしたいと思います。
おおむね1分間くらいの内容です。
いつもと違う感じの内容ですが
よろしければお付き合いください。
漢字を調べてみる
みるの漢字を調べてみました。
すると5つの漢字が出てきました。
見る 観る 視る 診る 看る
それぞれの意味を確認すると
「見る」は、視覚でものをとらえる。見学・見物するなど。一般的に使用することが多い
「観る」は、映画や芝居、スポーツなどを観賞するなどじっくり見る場合に観るを使用する
「視る」は、「被災地を視る」のように、調査や視察することの意味で使用する
「診る」は、「脈を診る」、「医者に診てもらう」のように、病状などを調べる意味で使用する
「看る」は、「看病」や「看護」など世話をするという意味で使用する
その他には、監視の監る、試す意味で試るという表記もありました。
運転中の「みる」は?
このままでは漢字に関するブログになってしまうので本題に入ります。
わたしの意見ですが
運転中は2つの見るを使っていると思います。
1つは「見る」です。
視覚で見るということです。信号の色を見るや走行している自転車を見るということになります。
もう1つは「観る」です。
駐車車両の間から歩行者や自転車が飛び出てこないか?を観る、見通しが悪い交差点で車やバイクが飛び出して来ないか?を観るなど深くみることに使います。
つまり運転中は「見る」と「観る」の2つの目を使って運転する必要があります。
初心者のときは
バイクや車に乗り初めのころはどうしても「見る」を多用して「観る」が浅くなってしまうことがあります。
そう思う理由は・・・
「観る」は運転中のヒヤリ!ハッと!の危険な体験や人からの危険体験を聞くことによっても個人差が大きく出てしまうような気がします。
一般的には初心者のドライバー、ライダーは運転経験が少ないためにベテランドライバー、ライダーの「観る」と比較すると残念ながら浅くなってしまうことの方が多いと思います。(絶対ではありませんが)
初心者の方がベテランライダーの方との差を埋める方法は
YouTubeなどの危険場面の動画をみて「観る」力を養うことできます。
ドラレコ映像がたくあんアップされています。
今までは危険な場面を体験することで「観る」力や「危険予測能力」を時間をかけて養っていました。
現在では自分自身が危険な経験をしなくても知識として無料で学ぶことができます。
とてもよい環境だと思います。
わたしもYouTubeで発信することを始めましたが、作業している途中でよくドラレコ映像を見てしまいます。
気づくと何時間も経っていることがあり慌てて作業することがよくあります。
今回は少し変わった内容になりましたが
参考になれば幸いです。
お時間がありましたらドラレコ映像を見て「観る」を養うことに活かしてみてください。
ありがとうございました。もとゆき