バイク免許取得!普通二輪免許(MT)についてお伝えしていきます。
教習所によって進め方が違うので一概に言えませんが、1段階の4時間目に実施することが多い速度の調節とブレーキ操作についてお伝えします。
速度の調節
速度の調節は簡単にできる感じがしますが・・・実際は難しいものです。
速度を上げるだけなら、ただアクセルを回せばよいですが調節をするとなると速度計を見てアクセル量をコントロールする必要があります。
バイクに乗り始めて3時間目で速度計を見て走ることが意外と難しいものです。
簡単だろ!と思われるかも知れませんがギアの変速をして、アクセルを回して、指導員の指示を聞いてなどなど・・・
走行中にたくさんの事を処理していく必要があります。
はじめは、なかなか速度計が見れないものです。
カーブで見ることは出来ませんから直線部分に入ったときに一瞬でよいので速度計に目を向けるようにしましょう。
じーと見つめる必要はありません。
何キロ出ているかを確認するだけでよいのです。
ブレーキ操作
速度調節を練習しながら次に行うのがブレーキ操作です。
発進と停止の時に行ったブレーキ操作よりも速い速度から練習することになります。
ブレーキの種類は3つでした。
前輪ブレーキ、後輪ブレーキ、エンジンブレーキ3つのブレーキを使ってバイクをコントロールします。
練習では前輪ブレーキと後輪ブレーキの効き方の違いを確認するために片方だけのブレーキを使ってバイクを止める練習をします。
前輪ブレーキと後輪ブレーキはどちらの方が効きが良いのか?
実際にやってみるとすぐに違いがわります。
前輪ブレーキの方がよく効きます。
後輪ブレーキだけで止めてください!と指示していても自分の想像している以上にバイクが止まらないので、思わず前輪ブレーキをかけてしまう人がとても多かったです。
後輪ブレーキはよく効くイメージを持っている人が多いように感じました。
実際は後輪ブレーキは強く踏む(かける)とすぐにタイヤの回転がロックして音を鳴らしてすべってしまいます。
タイヤがすべっているわけですから、短く止まることはできません。
逆に前輪ブレーキだけを使って止まる練習をしたときの教習生の反応は、前輪ブレーキだけでもこんなに速度を落とすことができるのか?という意見が大半でした。
この練習で自らの運転によって前後輪のブレーキの効きの違いを体感することになります。
これからバイクに乗っていく上でとても大切な部分です。
エンジンブレーキについても低速走行でブレーキをかけずにクラッチを切ってもらうことでエンジンブレーキの有無を体感してもらいます。
エンジンブレーキ?となりやすいですが実際に体感してもらうことが1番わかりやすいです。
ブレーキをかけるときの注意点
ここでは検定で行う急性動の練習をするわけではないので、30キロぐらいの速度から前後輪とエンジンブレーキを使って安定してバイクを止める練習を行います。
繰り返し行うことで感覚をつけていきます。
前輪ブレーキはタオルをしぼる要領でじわ~と握ります。
一気にやると転倒するのであくまでもじわ~が基本です。
徐々に感覚をつかんでいきます。
後輪ブレーキは少し強く踏むとタイヤの回転が止まる(ロック)するので注意が必要です。
どうしても人間は手よりも足の方が力が強いので注意が必要です。
最後にブレーキの練習で注意をしたいことは止まるときの目線です。
練習で見ていると地面を見て止まっている人が多かったのですが、道路だと前に止まっている信号待ちなどの四輪車を見てブレーキ操作をします。
二輪のコースではマットや網しかないかも知れませんがブレーキ練習をするときは前の四輪車をイメージしてブレーキをかけることが必要であるように思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
次回は直線バランスについてお伝えしたいと思います。もとゆき
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